21日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=145円36〜38銭と前日17時時点と比べて1円19銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に20日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。円買いの一巡後は上値が重くなった。国内輸入企業などからの実需の円売り・ドル買い観測などが重荷となり、朝方に円を買い持ち
21日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=145円36〜38銭と前日17時時点と比べて1円19銭の円高・ドル安だった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測を背景に20日の米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。円相場は8時半すぎに144円95銭近辺まで上昇した。FRBが9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切ることが確実視される中で米国債への買いが続き、20日のニューヨーク市場では米長期金利の指標となる10年物国債利回りが前日比0.06%低い(債券価格は高い)3.81%で終えていた。米金利の低下を受けて円やユーロなど主要通貨に対してドルを売る動きが広がった。
円は10時すぎには145円58銭近辺まで押し戻された。10時前の中値決済に向けては「ややドル不足」(国内銀行の為替担当者)との声が聞かれた。22〜24日に国際経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を控えて様子見気分が強まっており、薄商いの中で値が振れやすい面もあった。ユーロは対ドルで上がった。12時時点は1ユーロ=1.1122ドル前後と同0.0036ドルのユーロ高・ドル安だった。
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