ナビタイムジャパンのデータによると、韓国、中国、オーストラリアからの旅行者の人気温泉地の分析結果が明らかになりました。特に、韓国からは由布院温泉、中国からは南紀白浜温泉、オーストラリアからは箱根湯本温泉が最も人気です。
同様に、欧米豪で1位、アジアで2位にランクインした 箱根湯本温泉 の周遊状況を確認すると、東京からの移動が最も多いことがわかります。東京から公共交通機関で行きやすい場所にあるという立地が、上位にランクインした要因の一つであることが結果からうかがえます。写真(左)のぼりべつクマ牧場(北海道登別市)、写真(右)地獄谷野猿公苑(長野県山ノ内町)実際に 温泉地 を訪れている 外国人旅行者 の来訪状況を国別に分析しました。アジア・欧米豪のうち、上位の 温泉地 に特徴が見られた、韓国、中国、 オーストラリア の各国から 温泉地 を訪れた分析結果を紹介いたします。韓国からの旅行者が最も多く滞在している 温泉地 は、大分県由布市の 由布院温泉 でした。2024年7-9月期のインバウンド消費動向調査の結果を見ても、韓国国籍の旅行者は福岡空港入国が23.
0%と関西国際空港に次ぎ多く、福岡からの移動の利便性が滞在数を押し上げている一因と考えられます。由布院温泉観光協会によると「由布岳の麓にある金鱗湖は、湖の中に立つ鳥居や、秋から冬の早朝に朝靄に包まれる景色の写真がSNS等で話題になり、外国人旅行者に人気のようだ」とのことです。また、中国からの旅行者が最も多く滞在している温泉地は、和歌山県白浜町の南紀白浜温泉でした。南紀白浜温泉へは大阪・京都・和歌山からの移動に加え、那智勝浦町から白浜町への移動も確認できます。白浜町観光課によると「以前からアジア圏、特に中国の方の訪問は多かったが、2024年は段違いに増えている。特に白良浜は中国だけでなく、欧米豪の旅行者からも人気で、海水浴シーズン後もたいへん賑わっている。また、露天風呂の崎の湯にも、朝8時前から入浴に訪れる中国からの旅行者もいるほど」とのことです。さらに、オーストラリアからの旅行者が最も多く滞在している温泉地は、1位 神奈川県箱根町の箱根湯本温泉でした。2位から4位の温泉地を見ると、長野県山ノ内町の湯田中渋温泉郷、長野県野沢温泉村の野沢温泉、北海道ニセコ町のニセコ温泉郷と、すべてスキー場が隣接する温泉地という共通点があります。ナビタイムジャパンのNAVITIMEデータ分析チームでは、訪日外国人観光客の動態を明らかにする行動データ分析を通じて、日本全国の各地域で様々な風習や伝統を持つ日本の魅力の発掘に貢献できればと考えています
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