同窓会は「髪の毛」がイチバン気になる集まり
新年会に歓送迎会、結婚式と、年始から春にかけては何かと集まりが増えるシーズンだ。久しぶりに会う旧友や同僚に、せっかくなら好印象を与えたいところだが、体型や頭髪の変化が気になって気後れしてしまうという人も少なくないだろう。頭のどの部分に若さや老化を感じるかと尋ねると、女性から女性に対しては、「髪の毛のハリ・コシ」が最多となったほか、男性から女性に対しては「髪色」「髪型」が同率1位に。男性に対しては、男女ともに「毛髪の量」が1位を占め、男性の場合、毛髪の量が若さや老化の心象を決める要因だということが明らかになった。さらに、相手の髪の毛が最も気になってしまう集まりは何かを聞いたところ、「同窓会」が約8割を占め、次に「結婚式の二次会」(9.2%)、「忘年会」(4.6%)という結果に。男女を問わず、多くの人が同窓会で旧友の髪を気にする傾向にあることが分かった。
回答者から寄せられた同窓会でのエピソードとしては、「イケメンだった異性の友人を見ると、もう見る影もないくらい髪がなくて別人みたいだった。触れないのもおかしい空気になると思ったが、どう触れて良いか分からず近づかなかった」(30代:女性)という旧友の毛量の変化に戸惑い、コミュニケーションが取りづらかったという声や、「白髪を気にして金髪にしている同窓生がいたが、細毛なので地肌が目立ち髪の薄さを悪目立ちさせていて、さらに若作り失敗のイメージもあり、残念な印象だった」(40代:男性)という薄毛をカラーでカバーしようとした旧友への厳しい声も。 薄毛の窓口の代表取締役社長で毛髪診断士の山本祐司氏は、「同窓会は懐かしい旧友たちと和気藹々と談笑するとても有意義な空間だが、髪の毛をお披露目する場でもあることも少し意識せざるを得ないのかもしれない。 毛量を増やしたり髪質を改善するのは時間がかかるので、日頃から何かできる対策をしておくと良いかもしれない」とコメント。
ルッキズムが社会問題化する一方で、グレイヘアやあえてカツラを被らない薄毛スタイル、薄毛をカバーするためのスキンヘッドなど、久しぶりに会う友人や同僚にありのままの自分をオープンにすることは、なかなかに勇気がいるものだ。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
中学生が電通マンに「脱炭素化しないと日本経済はなぜピンチか」を聞いてみた | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)「気候温暖化への取り組みは日本企業にとってむしろ好機(クライメート・チャンス)になる、ただし逆に、準備を怠るなら非常なクライシスにも陥る」と警告するある電通マンがいる。シニア・ビジネス開発ディレクターで、同社のラボ「カーボンニュートラル特命
続きを読む »
従業員のポテンシャルを引き出す方法 働き方の「ニューノーマル」 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)ビジネスの世界は、新型コロナウイルスの感染拡大や社会不安、より良いワークライフバランスを求める従業員の離職などにより、大きく混乱しています。ビジネスリーダーたちは、変化することが「ニューノーマル」であることを認識し、成功のためには新しいラー
続きを読む »
TikTokが米政府端末から排除へ、全面的禁止の可能性は低いが残る悪用への懸念 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)バイデン米大統領がこのほど署名した歳出関連法案には「No TikTok on Government Devices Act(政府所有端末でのTikTok利用禁止)」という予想外の項目が含まれており、政府は60日以内に政府職員のTikTok(
続きを読む »
キャッシュレス化が進まない駐車場や駐輪場 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)世の中はさまざまな場所でキャッシュレス決済ができるようになってきたが、移動関連のサービスでの決済では明暗が分かれた。タイムズパーキングやタイムズカーレンタルなどを展開しているパーク24は、移動関連サービスの決済手段のアンケートを実施。その結
続きを読む »