吉村府知事、飲食店への酒類持ち込み「ぜひやめて」コロナ軽視に危機感 新型コロナウイルス 緊急事態宣言 吉村洋文
緊急事態宣言下のゴールデンウイーク中に、酒類の提供を中止している飲食店が多い一方で、缶や瓶での酒類の持ち込みを認めている店舗も一部あるとの指摘を受けた。これについて、吉村知事は「持ち込みについてはぜひやめていただきたい。コロナのことを軽く見ていらっしゃる方もいるかもしれません」と危機感を示した。
「これだけお酒の提供をやめてくださいと、事業者のみなさんの協力もいただいている中で持ち込んで、店側も認めているんだと思うが」とした上で、「その人がコロナになったとき、誰が診るんですか。これだけ医療が逼迫(ひっぱく)している中で、また診ることになる。個人の自由は制限できないルールですが、本当に控えてもらいたい」と強く呼びかけた。 さらに「『これは酒類の提供になるのでは』と国に確認した」と明かした。「お店で飲んでる以上、有償で提供しなくても持ち込みを許していることになれば、それは飲む場を提供しているのでは。これは(特措法)45条に反することになるのでは」という解釈を内閣府に求めたが、「法解釈としてはあたらないという回答がきました」と説明した。
「感染対策としてお願いしているわけなので、控えていただきたいし、(特措法)24条9項でお願いはできる。見回り隊が見回ってくれているので、その中で、そういうことがあれば控えてとお願いをしていこうと思う」と繰り返した。
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