自動車の世界ラリー選手権(WRC)今季最終第13戦、ラリー・ジャパンは21~24日に愛知、岐阜両県で行われる。WRC初優勝を目指す愛知県出身の勝田貴元(トヨタ)は「チーム、多くのファンが願っている目標なので達成したい」と力強い口調で話す。
31歳の勝田は今季、レギュラードライバーに昇格。製造者部門で昨季まで3連覇という常勝チームの一員として期待されながら、表彰台は第3戦サファリラリー・ケニアの2位のみ。苦しい一年となっており、年間順位は7位にとどまっている。
走行の全体的な速度が上がっている一方、それに運転技術や判断力が追い付いていないことが不振の要因だという。「スピードを出すところで出して、(状況を)見るべきところで見る。そのバランスを探している」と現状を明かす。トヨタ勢は昨年まで5年連続でドライバーズ部門を制しているが、今年の総合優勝争いはティエリー・ヌービル(ベルギー)とオット・タナク(エストニア)のヒョンデ勢に絞られた。製造者部門もトップはヒョンデ。トヨタは逆転での4連覇を狙う。 「勝つしかない。全て出し切りたい」と勝田。母国ラリーは昨年、序盤のクラッシュが響いて5位に終わったが、ステージ優勝は10回を数え、速さで沿道のファンを魅了した。1年前の悔しさを晴らそうと一層の気合が入っている。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ダイハツ×SPK、D-SPORT Racing Teamの「コペンGRスポーツ」でラリージャパン3連覇に挑むダイハツ工業とSPKで運営するレーシングチーム「D-SPORT Racing Team」は11月14日、“クラス3連覇”を目指し、「2024年FIA 世界ラリー選手権(WRC)第13戦 ラリー・ジャパン」(開催日:11月21日~24日)にダイハツ「コペン GR スポーツ」で参戦すると発表した。
続きを読む »
ラリージャパン直前ウェルカムセレモニー開催…勝田貴元、「チーム王座獲得への貢献」を目標に最終戦を戦う世界ラリー選手権(WRC)今季最終戦ラリージャパンの開催を前にした「ウェルカムセレモニー」が15日、東京の衆議院第一議員会館にて、実施された。母国戦を迎える勝田貴元(トヨタ)らが翌週に迫った戦いに向けて意気込みなどを語っている。
続きを読む »
ABEMA、WRC最終戦「ラリージャパン」の一部SSを無料生中継 「ラリージャパンチャンネル」新規開設ABEMA(アベマ)は10月18日、世界ラリー選手権(WRC)の最終戦となる「ラリージャパン2024」(11月21日~24日開催)の一部スペシャルステージ(SS)を無料生中継するとともに、ラリーウィークの11月18日から「ラリージャパンチャンネル」を開設すると発表した。
続きを読む »
豊田市長 太田稔彦氏、トヨタとヒョンデの韓国共催イベントで2028年までのラリージャパン開催契約延長を正式発表10月27日、豊田市長 太田稔彦氏はトヨタとヒョンデが韓国で共催した「ヒョンデN×TOYOTA GAZOO Racingフェスティバル」を訪れ、WRC(世界ラリー選手権)プロモーターとともに、豊田市が2028年までラリージャパン開催契約を延長したことを発表した。
続きを読む »
琵琶湖で国際ヨット大会、21日開幕 13カ国・地域から参加滋賀県の琵琶湖で21日から4日間、本格的な国際ヨットレースが開かれる。県とヤンマーホールディングス(HD)などによる包括的連携協定で実現した大会で、日本を含む13カ国・地域の30チームが参加する。三日月大造知事は「琵琶湖の可能性を示す好機だ」と話しており、日本最大の淡水湖を生かして地域活性化を目指す。南部の琵琶湖大橋に近い「ヤンマーサンセットマリーナ」(守山市)を拠点に8キロメートル前後のコー
続きを読む »
“ラリー”がわからなくても楽しめる!初心者にもオススメな解説付きガイドツアーで巡る全日本ラリー選手権『ラリーハイランドマスターズ』意外と古い日本で開催されるラリー競技 2004年〜2010年(※)に世界ラリー選手権(WRC)が「ラリージャパン」として北海道で開催され人気を… - スポーツニッポン新聞社の公式サイト(www.sponichi.co.jp)。
続きを読む »