カブス今永昇太投手(30)が1日(日本時間2日)、デビュー戦で6回2死までノーヒッターの快投を演じ、メジャー初勝利を挙げた。本拠地開幕戦となったロッキーズ戦に… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
カブス今永昇太投手(30)が1日(日本時間2日)、デビュー戦で6回2死までノーヒッターの快投を演じ、メジャー初勝利を挙げた。本拠地開幕戦となったロッキーズ戦に先発。6回2安打無四球無失点、毎回の9奪三振と、ほぼ完璧に封じた。日本人左腕のメジャーデビュー戦勝利は02年の石井一久(ドジャース)以来、22年ぶり。「2番DH」で出場した鈴木誠也外野手(29)も1安打1四球と、「つなぎ役」として援護した。カブス今永の好投は、持ち味のスピンが利いた直球によって生まれた。スタットキャストによると、全92球中61%の56球。最速94・3マイル(152キロ)で平均92・5マイル(149キロ)はメジャーリーグでは並だが、1分あたりの回転数が最多で2558、平均2386とずばぬけていた。昨季新人で12勝の千賀(メッツ)は平均2283、10勝の大谷(エンゼルス)が2260。今永は約100回転多い。
伸びのある直球を高めに投げることで、対になる、低めに落ちるチェンジアップ(挟んで投げるためスタットキャストではスプリットに分類される)も生きた。直球の次に多い24球(26)を投げ、スイングされたのは15球。このうち12球で空振りを奪った。空振り率は驚異の80%。昨年メジャーを席巻した千賀の「お化けフォーク」は、規定投球回以上では1位の空振り率59・5%だった。今永の今後の活躍が予想できる数値が並んだ。【MLB担当=斎藤直樹】
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