きょうの東京株式市場で日経平均株価は、神経質な値動きが想定されている。取引時間中に日銀総裁の発言機会が予定され、為替に動意があるようなら株価も反応しやすいとみられている。一方、今晩のジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の講演を控えており、手掛けにくさも意識される。
[東京 23日 ロイター] - 日経平均は、米国市場での株安に上値を抑制される一方、為替の円安が支えになるとみられる。米フィラデルフィア半導体指数(SOX)が3%超下落したことが関連株の逆風になり得る一方、為替が146円台に円安に振れていることは輸出関連株の支えになりそうだ。
きょうは取引時間中に衆参両院の閉会中審査で日銀の植田和男総裁が発言する見通しとなっている。市場では「為替が動くと株にも仕掛けが入りやすく注意が必要」(東洋証券の大塚竜太ストラテジスト)との見方が出ている。 総裁の発言機会は午前と午後に予定されるが、手掛かりは午前中におおむね出尽くすとみられており、午後にはFRBのパウエル議長の講演を前に模様眺めが強まりそうだ。大引けにかけては、ジャクソンホール会議でのFRBのパウエル議長講演を前に持ち高調整の動きも見込まれている。
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