眼内にコンタクトレンズを埋め込むことで実現する近視治療、それが「ICL」だ。気になる安全性について、ICLのサージャン(執刀医)である医療法人先進会先進会眼科理事長・岡義隆と、中京眼科視覚研究所所長・市川一夫が対話した。[Promotion]
:以前のICLは、眼内を満たす房水の流れを少々妨げ、わずかながら白内障のリスクがありました。しかし私も治験に参加したHole-ICLは、中央に穴を開けることでそのリスクも回避できたと思います。
私がICLおよびHole-ICLを薦めることができるのは、少なくとも私だけでも20年間、ICLを見続けているからです。HoleICLにしても10年のデータが積み上がっています。そして厚生労働省の認可も下りている。そうした裏付けがある製品を選ぶことが大切です。:そしてICLは、視力の長期安定性や解像度の高さ、安全性などの重要なエビデンスが確立されています。人生100年時代、大切な目を快適に使い続けるためだけでなく、今後発生が予想される大規模な災害時などにも、自らの命を守るために安全に行動できるようにするという観点からも、より多くの方々にICLのよさを知っていただければと思います。 2010年2月に厚生労働省より有水晶体後房レンズ(医療機器製造販売承認番号:22200BZY00001000、販売名:アイシーエル)が承認され、清水公也医師考案のHole-ICLは2014年3月に承認(医療機器製造販売承認番号:22600BZX00085000、販売名:アイシーエルKS-AquaPORT)された。※ICLとはImplantable Contact Lens=眼内コンタクトレンズの略称です。日本眼科学会認定眼科専門医、ICL認定医・インストラクター。愛知医科大学卒業。聖マリア病院眼科外来医長などを経て、日本白内障屈折矯正手術学会理事・代議員、医療法人先進会先進会眼科理事長を務める。眼科医、医学博士、医療法人いさな会中京眼科視覚研究所所長。1978年、愛知医科大学医学部卒業。83年に名古屋大学大学院医学研究科で外科系眼科学を修了し、社会保険中京病院(現在のJCHO中京病院)主任部長も務めた。公益社団法人日本白内障屈折矯正手術学会(JSCRS)第10代理事長。promoted by スター・ジャパン合同会社 | text by Ryoichi Shimizu |...
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