中国で約半年ぶりコロナ死者発表 北京で外出自粛など制限強化 中国本土で19日に確認された感染者は空港検疫などを除き2万4215人
【北京=三塚聖平】中国政府は20日、北京市で19日に新型コロナウイルスの感染者1人が死亡したと発表した。中国本土で死者が確認されるのは約半年ぶり。感染拡大が続く北京では、当局が市民に外出自粛を呼び掛けるなど首都の防疫対策が緊張が増している。北京市内で人口が最多で、日本を含む各国大使館が集まる朝陽区は18日、感染拡大を防ぐため週末を自宅で過ごすよう求めた。同区ではこの前後に、店内飲食を停止する飲食店が拡大している。今春に北京で感染拡大が起きた際には当局が店内飲食の一斉停止を宣言したが、今回は口頭など目立たない形で個別に停止を求めているもようだ。
習近平指導部は今月10日、感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策の継続方針を示す一方で、庶民が反発する「画一的な対応」の是正を指示。同方針を受けて一斉停止を避けているとみられるが、北京の日系企業駐在員は「何が起きているのか余計に分かりにくくなっている」と不信感を示す。
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