武漢の封鎖解除で首都・北京が警戒 移動人数も毎日1000人に限定 武漢市で8日に封鎖措置が解除されたことを受け、首都・北京は武漢からの人の移動の管理に神経をとがらせます。武漢から北京に戻る人の数を限定し、到着後は隔離措置を実施、再流行を警戒しています。
【北京=三塚聖平】中国湖北省武漢市で8日に封鎖措置が解除されたことを受け、首都・北京は武漢からの人の移動の管理に神経をとがらせる。武漢から北京に戻る人の数を限定し、到着後は隔離措置を実施。延期された全国人民代表大会(全人代)の開催時期を探る中で、新型コロナウイルスの再流行を警戒する。
北京市当局は8日、今後約1万1000人が武漢から北京に戻る見込みだと明らかにした。当局は、北京に移動できる人数を毎日1000人程度とし、感染防止のため列車の乗車率は50%に抑制。到着後は自宅などで14日間の健康観察を求める。 北京では、海外からの感染者の「逆流」への対策を強めてきたが、新たに武漢からの流入も警戒する。当局は武漢の沈静化をアピールするが、今も報告が続く無症状感染者の存在が懸念されるためだ。中国政府は8日、無症状感染者の検査や情報公開を積極的に行うよう全国の関係機関に求める通知を表明している。
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