世界の半導体大手10社の2024年4〜6月期の合計純利益は368億ドル(約5兆2000億円)と、前年同期の2.4倍に増えた。同期間として6年ぶりに過去最高益を更新した。米エヌビディアが画像処理半導体(GPU)の特需を捉え、全体の利益の45%を稼いだ。人工知能(AI)向けメモリーを手掛ける企業の業績も改善した。QUICK・ファクトセットを使い、主要10社の4〜6月期(一部は3〜5月期や5〜7月期
GPUと合わせてAI半導体に搭載される大容量メモリー「HBM」の需要も高まっている。最大手の韓国SKハイニックスの4〜6月期最終損益は30億ドルの黒字と前年同期(22億ドルの赤字)から改善した。AI需要が業績を押し上げスマートフォンやパソコンの需要回復の遅れを補った。SKのHBMは25年の出荷分まで売り切れだという。
世界半導体市場統計(WSTS)によると、24年の半導体市場は前年比16%増と2年ぶりに拡大する見通し。メモリーが77%増と急回復する。韓国サムスン電子は4〜6月期として2年ぶりに増益に転じ、純利益が6倍に増えた。主要10社の純利益に占めるメモリー3社の比率は約3割を占めた。は最終損益が16億ドルの赤字(前年同期は14億ドルの黒字)だった。最終赤字は2四半期連続だ。半導体の開発競争で他社に後れを取り、21年に参入を発表した半導体の製造受託事業でも投資が先行している。 パット・ゲルシンガーCEOは会見で「収益は期待通りに伸びておらず、AIの恩恵を十分に受けていない」と述べた。16日には半導体の受託生産(ファウンドリー)事業を分離し子会社にすると発表した。将来の外部資本受け入れを視野に入れる。
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