世界のエネルギー問題解決に挑むJERAでしかできない「大きな挑戦」 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

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総資産が10兆円を超える”ベンチャー”JERA設立の裏にあった 危機感と熱い想いとは? [Promotion]

日本全体の約30%の発電を担う日本最大の発電会社であり、総資産が10兆円を超える“超”大手企業でありながら、同社取締役副社長酒入和男は、JERAを“図体の大きなベンチャー”と呼ぶ。40代幹部社員の“危機感”から生まれた「JERA」設立の熱い想いところが、燃料上流・調達から、輸送、トレーディング、受入、発電までの長いバリューチェーンを自社で保有、運営し、日本の発電量の約3割を担う超“巨大企業”JERAは、明らかにこの点において異彩を放っている。「電力会社には有能な人材が多いものの、電力の安定供給という使命を担う規制業種の時期が長らく続いたことや、年功序列、終身雇用制度の負の側面により、失敗を恐れ、大きなチャレンジを避ける安定志向の傾向があったのは確か。ところがこの2社には、その風潮を疑問に思う人たちがいて、奇しくも2011年3月に発生した福島第一原子力発電所の被災を機に、彼らが表舞台へと現れることになりました」というのは、同社取締役副社長である酒入和男だ。「その時、私も同じく40代。独立系のM&A会社に所属し、アドバイザーとしてその議論に参加することになりました。2019年に、両

「入社当時の私は55歳で、現会長と社長を除く他の経営陣とほぼ同世代。フリーな議論をぶつけ合える環境にありました。しかも電力畑の人たちだけではなく、外の人が加わることに対して、真剣にウェルカムと言っている。その姿勢にJERAの本気度を感じとることができました」(酒入)「フランスやアメリカの電力やトレーディング会社の経営トップを経験した人や、昨年バイデン政権のエネルギー省に招聘されるような人材が取締役会のメンバーにいました。JERA幹部が、日本とは異なる価値観や知見を取り込む環境をあえて自ら作ったところに、本気で“グローバルで勝負する”という強い意志を感じました」(酒入) 「事業会社で働くのは初めてで、大きなチャレンジでした。年齢的にも最後のキャリアになるかもしれませんし、どこまでできるかわかりません。しかし、やるだけの価値がある事業で、チャレンジができる会社だと感じて入社を決意しました」(酒入)「総資産10兆円を超える規模の大きい会社ではありますが、一方でJERAは“図体の大きなベンチャー”です。...

「私も最初の頃は『外の人だから言えるのだ』と、まるでよそ者のような扱いを受けていた時期があります。モノカルチャーな会社ほど、そういった傾向が強いのも事実。だからといって遠慮する必要はありません。私が作ろうと思っているのは、出身会社や年次の壁を越えた真のフラットな組織です」(酒入)「モノカルチャーだった組織の多様性を広げようとしているのに、言っていることを集約してしまうと、また新しい意味でのモノカルチャーな会社を作ることになります。だから多様性は残したままでいい。“これは言わない方がいいだろう”“これは経営の意向に沿わないから出さないようにしよう”という空気が蔓延すると、経営陣が間違った情報をベースに意思決定をしてしまう可能性もあります。様々な意見の中から、経営として何を選ぶかが、正しい意思決定のあるべき姿といえます」(酒入)モノカルチャーな組織からの脱皮を図ることで、はじめてグローバルで戦える素地ができるという。ビジネスに対する考え方や感じ方は各国で異なる。だから、モノカルチャーな日本人だけで議論を深めようとしても限界がある。多様な考え方や価値観を持った人間の意見は重要だ。

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