ウクライナ侵略を続けるロシアは25日、プーチン大統領の指揮の下、戦略核兵器を運用する露軍部隊によるミサイル発射演習を行った。ロシアは核戦力を誇示することで、ウク...
ウクライナ侵略を続けるロシアは25日、プーチン大統領の指揮の下、戦略核兵器を運用する露軍部隊によるミサイル発射演習を行った。ロシアは核戦力を誇示することで、ウクライナに抗戦を断念させたり、欧米諸国にウクライナ支援を躊躇(ちゅうちょ)させたりする思惑だとみられる。
露国防省の発表によると、北西部プレセツク宇宙基地から大陸間弾道ミサイル(ICBM)「ヤルス」を極東カムチャツカ半島の試験場に向けて発射。バレンツ海では原子力潜水艦「トゥーラ」が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「シネワ」を発射した。長距離戦略爆撃機「ツポレフ95MS」による巡航ミサイルの発射も行われた。ロシアはウクライナ侵略開始後、核兵器開発と運用態勢の強化を加速させてきた。ロシアは2月、米露間の新戦略兵器削減条約(新START)の義務履行を一時停止すると表明。プーチン氏は今月5日、新型ICBM「サルマト」や原子力推進式巡航ミサイル「ブレベスニク」の量産を近く開始する方針を示した。露上下両院も25日までに包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准をロシアが撤回すると定める法案を可決。法案はプーチン氏の署名を経て近く発効する見通しだ。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
アルメニア・アゼル外相がイランで協議ラン、ロシア、アゼルバイジャンと同盟関係にあるトルコの外相も出席した。タス通信によると、ロシアのラブロフ外相は、ナゴルノカラバフがアゼルバイジャンに属しているとの見解で双方が一致しているため、紛争はお...
続きを読む »