モルガン・スタンレーの7-9月(第3四半期)は、トレーディング収入と投資銀行業務の手数料収入が予想を上回り、32%の増益となった。
モルガン・スタンレーのウェルスマネジメント部門収入は72億7000万ドル(約1兆1000億円)とアナリスト予想を上回った。資産は640億ドルの純流入。手数料を生む資産の増加で税引き前利益率は28%に上昇した。
シャロン・イェシャヤ最高財務責任者(CFO)はインタビューで「建設的な環境の中で際立った四半期だった」と述べた。「まだ始まったばかりであり、資本市場は強くなる一方だろう。良い四半期だがピークではない」と付け加えた。 テッド・ピック最高経営責任者(CEO)は、投資銀行業務は数年間のサイクルの転換期にあり、手数料が回復すれば同社にとって好機となるだろうと述べている。全社の運用資産10兆ドルという目標に向けて前進する中で同社はウェルスマネジメント部門の利益率上昇も約束している。 M&A(企業の合併・買収)助言手数料は5億4600万ドル、予想は5億2500万ドルだった。株式引き受け手数料収入は、新規株式公開や株式売り出しの再開で3億6200万ドルに増えた。...
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