エアバスA400Mと比肩するサイズや性能を目指します。 【ベストセラー機C-130の後釜狙える? C-2ソックリな韓国の新型輸送機開発 あれこれ派生型も】
「MC-X」と呼ばれるその機体は、双発のターボファンエンジンを搭載し、主翼は胴体上部に付いた高翼配置で、尾翼は上部に水平尾翼が付いたT字型。そして機体胴体の中央下部にはバルジと呼ばれる膨らみがあり、そこに着陸脚が収納されています。
なおMC-XのMCは「マルチロール・カーゴ」の頭文字を取ったもので、Xは次世代を示す記号です。全体的な印象は、日本が開発した航空自衛隊向けの輸送機C-2に似ている部分もあります。しかし、T字型の尾翼や、胴体下部のバルジなどは他の輸送機などでも見られるデザインであり、C-2との類似性というよりも、この形が輸送機として理想形であると言ったほうがよいでしょう。 傍らにあった解説パネルによると、機体の大きさは全長40.3m、高さ13.5m、全幅41.1mで、日本のC-2輸送機と比べるとやや小さいサイズです。最大離陸重量は92tで、搭載できる貨物の最大重量(ペイロード)は30t。最高速度はマッハ0.75で、航続距離は7000kmと記されていました。
MC-Xは、現時点ではKAIによる提案段階のプロジェクトであり、韓国政府の開発認可や具体的な生産の予定が決まっているわけではありません。しかし、KAIの関係者によると、MC-Xが想定しているのは自国、すなわち韓国空軍のC-130「ハーキュリーズ」輸送機やCN-235輸送機の更新用としてであり、将来的には国内だけでも40機程度は需要があると考えているそうです。
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