ビットコイン最高値更新、強まる楽観 流行株も高騰

日本 ニュース ニュース

ビットコイン最高値更新、強まる楽観 流行株も高騰
日本 最新ニュース,日本 見出し
  • 📰 nikkei_intl
  • ⏱ Reading Time:
  • 14 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 9%
  • Publisher: 63%

【ニューヨーク=竹内弘文】代表的な暗号資産(仮想通貨)のビットコインが米東部時間5日、一時6万9000ドルを突破し、約2年4カ月ぶりに史上最高値を更新した。高値更新後はすぐに急落するなど荒い値動きが続く。価値の裏付けを持たない暗号資産に加えミーム(流行)株なども高騰しており、金融環境の緩みが強まっている。ビットコイン相場は2023年末対比で約6割上昇した。直接の要因は需給の引き締まりだ。米証券

新規供給が減るイベントも目前に迫る。ビットコイン取引を承認するマイニング(採掘)の対価として採掘事業者に支払われる報酬が半分になる「半減期」は4月ごろの予定だ。新規供給量が絞られて希少性が高まりやすい。「ビットコインの価値はゼロだ」。欧州中央銀行(ECB)の市場構造・決済部門の責任者、ウルリッヒ・ビンセイル氏らは2月下旬、ビットコインは決済手段としても投資対象としても不完全だとECBのブログで主張していた。主要なリスク資産は足並みをそろえて上昇している。米国株は人工知能(AI)関連の期待から最高値圏にある。金(ゴールド)の現物価格も5日、1トロイオンス2141ドルまで上昇し、約3カ月ぶりに最高値を更新した。市場のストレス度合いなどを示す金融環境指数(FCI)は緩和方向に振れており、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを始める22年3月以前の水準まで戻った。に代表される実需の急拡大を受けたものであり、企業収益の実態と乖離(かいり)しているとは言い切れない。金価格の上昇も地政学リスクの高まりが一因となっている。ただ、市場参加者がリスク志向を強めるなかでブームにあやかる動きや投機的な動きが散見

サーバーを手掛けるスーパー・マイクロ・コンピューターは株価が直近1年で10倍に膨らんだ。AI向け半導体を用いたデータセンター向け特需があるとの期待が先行する。仮想通貨交換業大手のコインベース・グローバルも株価も同時期に3倍以上になった。 財務基盤が弱い企業の株式や債券にも資金が流入する。中古車販売のカーバナ株は1年間で株価が8倍近くになった。投機的等級の米社債のうち、特に格付けが低い「トリプルC格以下」の金利上乗せ幅(スプレッド)は縮小傾向が続く。足元では8.7%で、FRBの利上げ開始前の水準8%割れが視野に入る。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

nikkei_intl /  🏆 30. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し

Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。

ビットコイン最高値更新、ETF経由の買いと世界的な金利先安観ビットコイン最高値更新、ETF経由の買いと世界的な金利先安観暗号資産(仮想通貨)ビットコインが5日の取引で6万9202ドルに上昇し、過去最高値を更新した。これまでの過去最高値は2021年11月に付けた6万8999.99ドル。ビットコインの現物に連動する上場投資信託(ETF)への旺盛な投資のほか、世界的に金利が低下するとの見通しも追い風になっている。
続きを読む »

仮想通貨FTX創業者に有罪判決 米地裁、量刑は来年3月仮想通貨FTX創業者に有罪判決 米地裁、量刑は来年3月【ニューヨーク=竹内弘文】米ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁の陪審は2日、暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者サム・バンクマン・フリード被告に対し、顧客や出資者に対する詐欺など7つの起訴容疑すべてで有罪を認定した。量刑は2024年の3月に言い渡される見通しで、終身刑となる可能性がある。バンクマン・フリード被告には、自身が保有する投資会社アラメダ・リサーチの損失補塡のた
続きを読む »

FTX創業者の元側近、不正の「指示受けた」 公判で証言【ニューヨーク=竹内弘文】暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者サム・バンクマン・フリード被告が詐欺などに問われている公判で、同被告の元側近キャロライン・エリソン氏が10〜11日に証言し、同被告から「犯罪行為に手を染めるよう指示を受けた」と述べた。顧客資金の流用を同被告が主導したかどうかが判決のカギとなる。公判は3日にニューヨーク・マンハッタン連邦地裁で始まった。バンクマン
続きを読む »

仮想通貨FTX、創業者の初公判開始 詐欺など7つの容疑【ニューヨーク=竹内弘文】暗号資産(仮想通貨)交換業大手FTXトレーディングの創業者で前最高経営責任者(CEO)のサム・バンクマン・フリード被告の初公判が3日、ニューヨーク・マンハッタンの連邦地裁で始まった。同被告は顧客や投資家に対する詐欺や資金洗浄など7つの罪に問われている。評決までは約6週間かかる見通しだ。米メディアの報道によると、バンクマン・フリード被告はスーツ姿で出廷した。初日は陪審員
続きを読む »

米SECの私募ファンド新規則、業界団体が無効化求め提訴米SECの私募ファンド新規則、業界団体が無効化求め提訴Carolina Mandl[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米証券...
続きを読む »



Render Time: 2025-02-22 20:32:40