NTTドコモの前田義晃社長に、決済やポイント、コンテンツのビジネスについてお話を聞いた。PayPayに対抗すべく、中小個店の開拓も進めていく。コンテンツビジネスでは、より広い視野でコンテンツを作ることに重きを置いている。
競争軸が通信だけではなく、経済圏での戦い方になります。われわれも8年間ほどdポイントで、通信とは別にお客さんを広げる構造を作ってきました。その中でお客さまの使い方にいい意味で影響を与えられるのが決済の部分です。
5月にポイントプログラムの改定を発表しましたが、今までのプログラムはどちらかというと、共通ポイントとしての加盟店でポイントバックされる魅力の部分を強めていました。そこも今まで通りお使いいただけますが、決済加盟店もどんどん広がっていって、決済してどれだけポイントを得られるのか。そう見られているので、決済したときのリターンを上げることを強めています。 1億ポイント会員になったとはいえ、いかにアクティブにお使いいただけるかが重要なので、ライトな人たちも恩恵を受けやすくしました。これら2つ(還元率アップとライト層の取り込み)をやると、決済の頻度もどんどん上がっていきます。 リアル加盟店の動きは、共通ポイントを広げると言っていたときから強めていました。一方でECの部分に関しては、ECから始めている楽天さんもいれば、ソフトバンクやヤフーさんもある中で、大きなECが持てていませんでした。
より広く利用できて便利だよね、お得だよねと思ってもらうためには、大きなECと組む必要があります。今までも、決済分野ではご一緒させていただいていましたが、Amazonさんがポイント加盟店になり、お客さんには全体感で便利にお得に使えるようにすることで、ポイントの価値も上がりますし、決済の頻度も上がってくると思います。だいぶそろってきたなと思います。多くのおお客さんに喜んでいただけるかを考えると、現時点でAmazonさんと組んでご理解いただく方がお客さまのためにもなりますし、経済圏全体の発展に寄与します。もちろん、既存のサービスをやめるわけではなく、便利にお使いいただいている方もいらっしゃいます。ポイント還元率を見ると、楽天モバイルは(楽天市場のSPUで)5倍、ソフトバンクもペイトクで最大10%の還元を行っています。ドコモの場合、Amazonで買い物したときの還元率が最大3.
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