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デフ選手、積極雇用の企業 社内に「手話クラブ」

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デフ選手、積極雇用の企業 社内に「手話クラブ」
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聴覚障害のある選手を積極的に雇用し、競技と仕事の両面で支援する企業がある。エネルギー事業などを展開する「東京パワーテクノロジー」(東京都江東区)。開催中の東京デフリンピック日本代表の3選手が所属し、陸上男子ハンマー投げで金メダルの遠山莉生(21)=筑波大=ら2選手の来春の入社も内定している。田中茂総務部長は「(社員に)障害を個性として受け入れる感覚が浸透している。選手の活躍により組織の一体感も高まっている」と話す。 2023年9月に陸上女子短距離の門脇翠(33)が、同社初の聴覚障害のある社員として中途入社した。門脇は口の動きを読み取り、声で発話する「口話」ができるが「聞こえないことへの理解を広めたかった」と社内に手話クラブを創設。月に2度、オンライン併用で活動し、地方の事業所長ら約60人と手話で交流している。 聴覚障害者は、大勢の会議では誰が発言者なのかが分かりにくい。そこで門脇は、会議では挙手してから発言するよう提案し、採用された。職場では声を文字化するスマートフォンのアプリ「UDトーク」の活用も推奨され、聞こえない人が同僚との会話や会議で使用する。男子棒高跳びの北谷宏人(23)は「広告材料として選手を採用する企業に違和感があった。ここなら自分らしくやれる」と共感し、今春新卒で入社。労務グループで給与管理などを任されている。「困っていることはなく、いい環境」と感謝する。 民間企業の障害者の法定雇用率は来年7月に2・7%に引き上げられ、企業側の受け入れ態勢の整備がますます問われる。デフ選手と同僚として関わることで、社員に「自分たちが変わらないといけないとの思いが芽生えている」と田中氏。「この環境が、ゆくゆくは社会へと広まることが選手たちの夢でもある」と力説した。.

聴覚障害のある選手を積極的に雇用し、競技と仕事の両面で支援する企業がある。エネルギー事業などを展開する「東京パワーテクノロジー」(東京都江東区)。開催中の東京デフリンピック日本代表の3選手が所属し、陸上男子ハンマー投げで金メダルの遠山莉生(21)=筑波大=ら2選手の来春の入社も内定している。田中茂総務部長は「(社員に)障害を個性として受け入れる感覚が浸透している。選手の活躍により組織の一体感も高まっている」と話す。 2023年9月に陸上女子短距離の門脇翠(33)が、同社初の聴覚障害のある社員として中途入社した。門脇は口の動きを読み取り、声で発話する「口話」ができるが「聞こえないことへの理解を広めたかった」と社内に手話クラブを創設。月に2度、オンライン併用で活動し、地方の事業所長ら約60人と手話で交流している。 聴覚障害者は、大勢の会議では誰が発言者なのかが分かりにくい。そこで門脇は、会議では挙手してから発言するよう提案し、採用された。職場では声を文字化するスマートフォンのアプリ「UDトーク」の活用も推奨され、聞こえない人が同僚との会話や会議で使用する。男子棒高跳びの北谷宏人(23)は「広告材料として選手を採用する企業に違和感があった。ここなら自分らしくやれる」と共感し、今春新卒で入社。労務グループで給与管理などを任されている。「困っていることはなく、いい環境」と感謝する。 民間企業の障害者の法定雇用率は来年7月に2・7%に引き上げられ、企業側の受け入れ態勢の整備がますます問われる。デフ選手と同僚として関わることで、社員に「自分たちが変わらないといけないとの思いが芽生えている」と田中氏。「この環境が、ゆくゆくは社会へと広まることが選手たちの夢でもある」と力説した。

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