セールスフォース、営業やマーケ担当のデータ活用を促すデータ基盤「Salesforce Data Cloud」を紹介

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セールスフォース、営業やマーケ担当のデータ活用を促すデータ基盤「Salesforce Data Cloud」を紹介
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セールスフォース・ジャパンは、Salesforceに組み込まれたデータプラットフォーム「Salesforce Data Cloud」の特徴や最新機能を紹介する説明会を開催した。また、東京海上グループのイーデザイン損保がゲスト出席し、同社の顧客サービスにおけるData Cloudの活用事例を披露した。

セールスフォース・ジャパンは2024年9月5日、Salesforceに組み込まれたデータプラットフォーム「Salesforce Data Cloud」の特徴や最新機能を紹介する説明会を開催した。また、東京海上グループのイーデザイン損害保険(イーデザイン損保)がゲスト出席し、同社の顧客サービスにおけるData Cloudの活用事例を披露した。セールスフォース・ジャパン 製品統括本部プロダクトマネジメント&マーケティング本部シニアマネージャーの前野秀彰氏、イーデザイン損害保険 取締役 IT企画部長 兼 ビジネスアナリティクス部長の須田雄一郎氏Salesforce Data Cloudは、Salesforce CRMとネイティブに連携し、顧客接点において企業が持つさまざまな重要データを活用して顧客体験向上につなげるためのデータプラットフォームと位置付けられている。

イーデザイン損保は、Webを通じて顧客(契約者)との保険契約を行うダイレクト保険会社である。ただし、ダイレクト自動車保険市場は代理店が介在せず、競合保険サービスとの差別化が難しいため“価格競争”になっていた。「価格競争ではなく、CX(顧客体験)を高めることで選ばれる保険が必要だ」という考えのもとで、同社が2021年に提供を開始したのが&eだ。「事故のない世界を共創する、新しいタイプの自動車保険」をコンセプトとする&eは、これまでの損害保険の基本機能(事故に対する保険金支払)に加えて、安全運転を支援する機能、そしてデータ活用により事故のない世界を共創する機能を合わせ持っている。 ちなみに、顧客の運転状況データ(Tripデータ)もサードパーティが提供するサービスを活用しており、自社開発は行っていない。またSalesforce製品としては、Data CloudやTableauのほかに、Financial Service Cloud、Marketing Cloud、MuleSoftなどを利用している。須田氏は、Data Cloudを採用した理由は「&eのミッションを実現するためには、収集できるデータはすべて活用したいと考えたため」だと説明する。旧来の自動車保険では、顧客がサービス内容の良さを理解できるのは「事故を起こした後」のことであり、日常的には意識されることがなかった。保険会社からの連絡も、大抵は契約更新のタイミングのみであり、契約中の顧客へのサービスは手薄だった。

須田氏は、Data Cloudについて「異なるデータソースを一元管理でき、コネクタ類も豊富。わずかな時間のトレーニングでデータの加工や編集ができる」と評価する。ただし、たとえすぐれたツールがあっても「使いこなす組織体制がないと意味がない」ことも強調する。 ゼロコピーインテグレーションは、企業が構築済みのデータレイク/DWHとのデータ連携において、データのコピー(移動)や前処理を行うことなく、あたかもData Cloud上にデータがあるかのように扱うことができる機能だ。現在はSnowflake、Google BigQuery、Amazon RedShift、Databricksの各データレイク/DWHサービスに対応している。外部ソースからのデータ取り込み(データフェデレーション)だけでなく、データを戻す(データシェア)こともできる。Data Cloudベクトルデータベースは、PDFドキュメントやメール、音声ファイルといった非構造化データを取り込み、ベクトルデータを生成/保存して、AIでの活用を可能にする。Salesforceの前野氏によると、ベクトル化の処理はクリック操作で簡単にできるという。

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