MandiantとVirusTotalも統合、新生「Google Cloud Security」は“セキュリティの内製化”支援目指す (1/2)

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MandiantとVirusTotalも統合、新生「Google Cloud Security」は“セキュリティの内製化”支援目指す (1/2)
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Google Cloud Japanは、新たに打ち出したセキュリティブランド「Google Cloud Security」に関する説明会を開催した。

Google Cloudがここ数年、投資を強化しているのがセキュリティ分野だ。2019年にAlphabet子会社のChronicleを統合し、2022年にはMandiantを買収。そして2024年に入り、「Google Cloud Security」という新たな枠組み(ブランド)のもとで、脅威インテリジェンスと生成AI機能を中核としたセキュリティを展開する。Google Cloud Securityのソリューションマーケティング担当部長である橋村抄恵子氏は、「我々が実現したいのはユーザーのビジネスを守り、それによりユーザーのDXを支えること。そのために、製品や技術だけではなく、専門家による知見を組み合わせ、ユーザーの成熟度に合わせたセキュリティ強化を支援する。そういった意味でも、Googleがセキュリティチームの一員になる」と説明する。Google Cloud...

ひとつ目は脅威インテリジェンスだ。元々Google Cloudは、世界中のマルウェアサンプルを収集・分析する「VirusTotal」を提供していた。2022年には、Mandiantを買収して脅威インテリジェンスの連携を開始。そして2024年5月、MandiantとVirusTotalのデータや知見を組み合わせ、そこにGoogleの数十億のデバイスやメールからの情報も加えた「Google Threat Intelligence」を提供開始した。Mandiantの脅威インテリジェンスの特徴は、攻撃者の特定や攻手法、その結果のリスクといった“誰が攻撃しているか”を把握できること。一方のVirusTotalは、コミュニティの力によって数多くのマルウェアを集成する“脅威の足跡”を把握できるのが強みである。補完的なシナジーを持つこの2つを統合する。2つ目の柱は、セキュリティオペレーションプラットフォームだ。SIEMやSOAR、UEBAの機能を備え、さらに脅威インテリジェンスとも連携する。2024年5月にChronicle Security...

最後の柱は、クラウド基盤におけるセキュリティだ。元々はGoogle Cloudのセキュリティ機能であったが、2024年3月より「Security Command Center Enterprise」としてマルチクラウドへと対象を拡大している。 そして、これらの3つの柱となるソリューションのすべてに、セキュリティに特化した「Gemini」ブランドの生成AI機能が搭載され、機能を拡充している最中だという。Geminiが脅威インテリジェンスを要約し、概要やアラート、対応策を示してくれたり、対話型チャットボットで対応の労力を軽減したり、検知ルールやプレイブックを自動生成してくれたりする。生成AI機能が組み込まれたGoogle Cloud Security

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