STI(スバルテクニカインターナショナル)は6月5日、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで開催された「第52回ニュルブルクリンク24時間レース」(現地時間5月30日〜6月2日開催)に、「WRX S4」ベースの車両「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」で参戦し、「SP4Tクラス」で初優勝を果たした。
「SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2024」(ドライバー:カルロ・ヴァン・ダム/ティム・シュリック/佐々木孝太/久保凜太郎)は、SP4Tクラスのポールポジションからスタート。きわめて過酷なコースを走行する中で、序盤からノートラブルでリードを築き、 スバル ディーラーメカニック8人を含む整備チームの迅速かつ的確な対応によって完璧なレースを展開。しかし、一時総合40位まで順位を上げるも濃霧による視界不良のため長時間の赤旗中断。その後も天候は好転せず、レース再開できないままセーフティカー先導のフォーメーションラップにてSP4Tクラス優勝のチェッカーフラッグを受けた。
総監督の辰己英治氏は、2008年からニュルブルクリンク24時間レースに参加してきたが、辰己氏は今回のレースがラストチャレンジとなった。辰巳氏は「クルマとしてはほとんど計画通りに仕上がっていました。ただ、予選はドライでクリアラップが取れずでしたが、雨の中カルロが渾身のアタックで8分53秒台を記録してくれました。車重は重くハイパワーでもないこのクルマですが、GT4と肩を並べるくらい速いクルマになったなあと感慨深いです。STIの技術を使ったパーツが良い仕事をしてくれたのだと思います。今年は7時間半で終わってしまいましたが、耐久性にも自信があったのでできれば24時間を走らせてみたかったですね。とはいえ、悔やむこと、思い残すことはありません」とコメントしている。
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