コンゴ民主共和国(旧ザイール)の反政府勢力は26日、東部最大の都市ゴマを掌握したと表明した。電撃的な攻勢で数十万人の市民が避難を余儀なくされており、地域紛争への懸念が浮上している。
コンゴ民主共和国(旧ザイール)の反政府勢力は26日、東部最大の都市ゴマを掌握したと表明した。写真は北キブで監視に当たる国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)のメンバー。MONUSCOが同日提供
- ロイターは反政府勢力がゴマを完全に制圧したのか確認できていない。コンゴの政府報道官と軍報道官のコメントは取れていない。 M23は隣国ルワンダの支援を受けており、紛争が激化している東部国境地帯で今月、急速に勢力を拡大。北キブ州の州都であるゴマへの攻撃を開始した。26日夜には政府軍に武装解除と投降を命じ、制圧の準備を進めていることを明らかにしていた。国連安全保障理事会は26日、情勢を協議するため、緊急会合を開き、M23に攻撃と進軍の停止を要求。「外部勢力」の即時撤退を求めた。現地では戦闘が地域紛争に発展し、すでに深刻な人道危機が一段と悪化するとの懸念が浮上している。 緊急会合にオンラインで参加した国連コンゴ安定化派遣団のケイタ代表は、M23がルワンダ軍部隊と共にゴマの外縁部まで侵入したと発言。「道路は封鎖された。空港も避難や人道支援にはもう利用できない。M23はゴマ上空の閉鎖を宣言した。われわれは閉じ込められている」と述べた。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、M23が今月23日にゴマ周辺への攻撃を開始して以降、数十万人の市民が複数の戦闘地域から避難している。
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