ターボ車は排ガスの勢いでタービンを回し、その回転した力でエンジンに空気を押し込む。排気量以上に空気を押し込むことでたくさんの酸素が燃焼室に入るので、そこにはたくさんガソリンを噴くことができ、強い爆発力が得られる仕組み。
ひと昔前は加工タービンとも呼ばれていた。純正タービンをベースに作られていて、正直耐久性に不安があるものも多かった。タービンは毎分10万回転など、エンジンよりも大幅に回転数が多い。そのためそのバランスが重要で、加工タービンはその精度がいまいちで壊れやすいと言われていた。
しかし、現在は精度が高まっているのと、タービンメーカーのサイズ違いを販売している場合もある。これには、ギャレットや三菱重工などが製造しているタービンで、純正よりも羽だけが少し大きなものをそのまま使えるように、手を加えて販売している場合がある。この場合、製造やバランス取りはタービンメーカーで行っているので、純正タービンと同等の耐久性が期待できるのだ。 タービン交換というと大掛かりなチューニングに思えるが、ハイフロータービン程度だとブースト圧が掛かる回転数は変わらず、パンチ力だけはアップ。燃費もほぼ変わらず、補機類もそのままでOK。ECU書き換えでデータを合わせ込めばいいという場合が多く、かなり手軽に手を出しやすい。また、ハイフロータービン程度のパワーアップではミッションやオートマが壊れる可能性も低い。パワーとしては120~130%アップくらいなので、まずノーマルの駆動系でも問題はない。逆にそれ以上のパワーアップとなると駆動系に大きな負担が掛かることもあり、ミッションの寿命が短くなったりも考えられる。
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