今夏行われた第39回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)で、印象的な躍進をみせたクラブがあった。FC岐阜U-15だ。3年前の初出場時はグループステージで1勝も挙げられないまま(1分2敗)で大会を去っていたが、...
川島眞也 監督も愛弟子たちの成長に目を細める。「試合をやるごとに成長というか、いいゲームをしてくれていた。快進撃といえば快進撃ですが、全国のチームに対しても負けていなかったのかなと思います」。決勝では惜しくも敗れて準優勝に終わったが、その成果は岐阜アカデミーに新たな自信を与えるものになった。
川島監督自身は現役時代に広島や福岡、岐阜でプレーした選手で、12年に岐阜で現役を引退後は、そのまま岐阜でアカデミーのコーチに就任。23年よりU-15で監督を務めていた。そして今季は岐阜県のU-15リーグ1部で12戦全勝を継続。さらに今大会の東海地区予選でも準決勝でジュビロ磐田U-15、決勝で名古屋グランパスU-15を破って初優勝を決めて全国大会にやってきていた。 岐阜のアカデミー史に名を残す世代になったが、選手たちは特にスカウティングを強化して集めたわけではないという。それでも中学1年生の時に担当した川島監督が守備の強度を上げることに注視して徹底的に指導。今季の県リーグ12試合でわずか失点2の驚異的な守備組織を構築していた。「それに名古屋や清水、磐田と強いチームがいた中で勝ち上がってきたことが自信になっていたし、東海1位でこの大会に出てきたということで負けられない気持ちはあったのかなと思います」。全国大会初出場の選手がほとんどだったが、臆することは一切なかったようだ。
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