原 研哉●1958年生まれ。デザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。デザインを外界環境形成と捉え、ビジュアルから建築空間まで多領域で活動を続ける。撮影:中島良平無印良品や松...
無印良品や松屋銀座、ヤマト運輸、JAPAN HOUSE、さらには、長野オリンピック開閉会式や愛知万博など、幅広い分野の企業や施設などでデザインを手掛け、さらには『RE-DESIGN:日常の21世紀』『HAPTIC』などの企画展を通じて既存のデザインの価値観に対して提言を行ってきたデザイナーの原研哉。ウェブサイト「低空飛行」より。東京都首都高ドライブの動画に映るのは、時間帯によって異なる空の光、都市の夜景。驚くほどに美しい。
2030年までに、年間6000万人の外国人旅行者が日本に来訪するようになることを政府は目指している。第二次世界大戦後に工業立国を目指し、驚異的なスピードで経済復興したものの、バブル崩壊後にポスト工業化の行方を見定められていない現在、目を向けるべきは自然や文化といったこの国の資源だと原は考える。その背景には、デザインの役割は「本質を見極め、可視化する」ことだというデザイナーとしての視点があるのだ。「愛国主義的なものではありませんよ」と前置きした上で続ける。武蔵野美術大学大学院の教え子である書家、鎌村和貴の作品をラベルに採用した。 「私(吾)とあなた(汝)を意味する古語ですが、大事な人とふたりで過ごす場所をイメージできるかもしれません。それは夫婦や恋人かもしれませんし、家族や友人などいろいろなケースが考えられます。また、私と自然、のような大きな存在とのつながりという意味で捉えていただいても構いません。そういう広がりを持ち、日本流を押し付けて宿泊客に緊張感を与えてしまうのではなく、日本の価値観に裏づけられた澄みわたる空間をイメージし、過ごすことで気持ちが刷新される、身が浄化されるような体験もできる場になればと思っています」
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