インド政府は中国系のアプリ・ウェブサイトに対する規制を強化した。事情に詳しい関係者によると、インド電子・情報技術省は、新たに138のカジノ・ギャンブルアプリと94のクレジットサービスを排除するよう命じた。大半が中国に関係しているという。
インド政府は中国系のアプリ・ウェブサイトに対する規制を強化した。事情に詳しい関係者によると、インド この命令はもともと国家安全保障を含む内政問題を統括する内務省が指示した。命令は未公表だとして関係者が匿名を条件に語った。インドと中国は2020年、国境の係争地で 遮断されたアプリにはインド発のものも含まれているが、中国にデータを転送していた疑いがあると関係者は説明。今回のアプリ・ウェブサイト規制強化はエコノミック・タイムズ（ＥＴ）などインドのメディアが先に伝えていた。の株価は７日の取引で一時20％上げた。南アフリカ共和国の大手インターネット企業ナスパーズなどが出資する競合企業ペイユー（ＰａｙＵ）のレイジーペイが今回の規制対象に含まれたと、ＥＴが匿名の関係者の情報として報じた。ワン97にはソフトバンクグループや中国のアント・グループが出資している。
ペイユーはレイジーペイについて、「やむを得ない状況により、当社のウェブサイトとアプリは幾つかのインターネットプロバイダー経由では現在利用できない。問題解決に向け、あらゆる手を尽くしている」と電子メールで説明した。
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