イチローさんは、米国野球殿堂入りを果たし、2019年の引退会見で草野球への思いやアマチュア指導への意欲を語りました。引退後、自身のチーム「KOBE CHIBEN」を結成し、高校生への指導にも精力的に取り組んでいます。
日本選手として初めて米国野球殿堂入りを果たした イチロー さん。現役最後の試合となった2019年3月21日のマリナーズ-アスレチックス戦終了後に行われた引退会見では、野球に対する思い、自身の将来などについて、深夜にもかかわらず1時間を超えて熱弁を振るった。あれから6年。 イチロー さんは引退会見で語っていたことを実行に移し、今もなお野球に情熱を注ぎ続けている。引退会見で、 草野球 への思いを語っていた イチロー さんは、引退後に自身のチーム「KOBE CHIBEN」を結成。高校野球女子選抜とのエキシビションマッチなどを定期的に開催し、投手として自らマウンドに上がることもある。プロの世界とは違う 草野球 というフィールドでも、野球の魅力を全力プレーで表現することに力を注いでいる。
6年前の会見では「監督は絶対無理」と話し、将来プロの指揮官としてチームを束ねることには消極的だったイチローさん。ただ「アマチュアとプロの壁が日本の場合は特殊な形で存在している」と疑問を投げかけつつも、アマチュアの指導には意欲を示していた。そのイチローさんが今、精力的に取り組んでいるのが、高校生への指導だ。 イチローさんは引退後、プロ野球経験者が高校、大学で指導するために必要な「学生野球資格回復制度」の研修会を受講し、20年2月に資格回復の認定を受けた。以来、高校生を指導するため各地を訪問。対象は強豪校だけでなく、地方の進学校など野球のレベルには関係ないのが特徴だ。自らプレーする姿を直接見せることで、高校生も多くの刺激を受け取っている。
「自分が夢中になれるものが見つけられれば、それに向かってエネルギーを注げられる。それが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁にも、向かうことができる。いろんなことにトライして、自分の好きなものを見つけてほしい」
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