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アイドルって、大人がつくったレールに乗ることじゃないですか――「永遠に中学生」、私立恵比寿中学の10年 - Yahoo!ニュース

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アイドルって、大人がつくったレールに乗ることじゃないですか――「永遠に中学生」、私立恵比寿中学の10年 - Yahoo!ニュース
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「アイドルって、大人がつくったレールに乗ってどこまで進んでいけるかにかかってると思うんですよ」。 私立恵比寿中学の真山りかさんはそう語ります。彼女たちはなぜ「レール」に乗って突き進むことができたのでしょうか。結成からの10年の歩みをメンバーに聞きました。

結成当時は「King of 学芸会」を名乗り、ときにつたなさを売りにするなど、一風変わったケレン味に満ちた活動をしてきたアイドルグループが私立恵比寿中学だ。所属事務所の先輩、ももいろクローバーZの妹分として見られることもある一方、メジャーデビューからわずか1年7カ月でさいたまスーパーアリーナでの単独公演を開催するなど、独自の道を開拓してきたグループでもある。2009年の結成時、メンバー全員が10代前半だった「エビ中」。自我がないまま加入したメンバーもいれば、なし崩し的に加入したメンバーもいた。いかにして、エビ中は大人が敷いたレールの上を勢いよく突き進んでこられたのか。結成10周年を迎えるエビ中の「強さ」の正体を、本人たちに探った。(取材・文:岡島紳士/撮影:藤原江理奈/Yahoo!ニュース 特集編集部)そうあっけらかんと語ったのは、唯一、「エビ中」結成時から在籍するメンバー、真山りかだ。エビ中は、今年で活動10周年を迎える。“永遠に中学生”をコンセプトに掲げるが、メンバーの半数が既に20歳を超えている6人組だ。「エビ中っていうことに縛りはあっても、人生においての縛りがエビ中はあんまりないなって思ってて。いつでも止まることもできるし、なんなら話し合って“レール”を2本用意してもらうことも可能なくらい自由だから。そういう自由な感じが続けられる理由なんだと思います」“ももクロ”こと、ももいろクローバー(現:ももいろクローバーZ)の妹分的存在としてデビューしたエビ中だが、当初は「キレのないダンスと不安定な歌唱力」をキャッチフレーズに、ライブを自ら「学芸会」と称するほど、その拙さを売りとしていた。全力のパフォーマンスを打ち出し、“アイドル戦国時代の雄”となっていたももクロとは対照的な存在だった。当時を真山が振り返る。ところが、そんな可愛らしい名前ではなく「私立恵比寿中学」に決定。それが、名前も活動スタイルもケレン味に満ちたグループの船出となった。期間限定のグループとして、メンバーのレッスンの一環という前提でゆるく始まったエビ中。そもそも活動を長く続ける予定もなかったが、結成から2カ月後には、新メンバーとして安本彩花が“転入”(エビ中ではメンバーの離脱を転校、加入を転入と呼ぶ)した。 「小学5年生で、まだ自我も芽生えていなくて(笑)。アイドルをやりたいとか、そういう意識もなかったんです。学校だったら絶対遊べないような、ちょっと年上のお姉ちゃんたちとなんか毎日会って踊ってる、くらいの感覚でしたね」(安本)「事務所に入って数カ月後に、エビ中のライブ見学に呼ばれたんです。見に行ったら、そのままステージに上げられて、特典会にも参加することになって。イベントが終わった2時間後にマネージャーさんから『エビ中に入ってもらうことになりました』って連絡があって。そのときはエビ中がアイドルっていうことすら、よくわかってない状態でした」(星名)「私も見学をした後に『エビ中やりたい?』って聞かれて曖昧な返事をしたら、たった1人の研究生としてステージに出ることになって、レッスンにも参加させてもらって、そのままいつのまにかグループに加入しました(笑)」(柏木)2011年になると、エビ中はインディーズレーベルから次々にCDをリリース。花粉症をテーマにした「ザ・ティッシュ~とまらない青春~」や、白塗りのキョンシーメイクの「オーマイゴースト?~わたしが悪霊になっても~」など、王道のアイドル路線ではない、一風変わった方向性で“今、会えるサブドル(サブカルアイドル)”を標榜していた。「ちっちゃいころから変なことをしすぎて感覚がおかしいのかも。逆に初めて王道的な曲調の『スーパーヒーロー』(2015年10月発売のシングル)をもらったとき、『こんな王道な曲を歌っていいんですか!』ってびっくりしたんです(笑)」(安本)「ライブのことを学芸会って呼ぶコンセプトは今もまだ残ってますね。でも、今は歌もダンスも成長して、お金をもらってやる学芸会になってるから、学芸会のトップですよね(笑)」(真山) 「そういうふうにガチガチに固めすぎない自由さが、“中学生”という一言で表現できてるのかなって思います。ジャンルに縛られずに、いろんな曲や仕事に挑戦していることが、自由で好奇心いっぱいの中学生みたい、っていうところにリンクしているのかなって」(星名)2012年5月には、ソニー・ミュージックレーベルズから「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビューする。そのデビューイベントは、曲名になぞらえて仮契約をかわす「調印式」で、「Mr.

デフスター」なる謎の人物も登場した。「しかも、結局その伏線を回収せずに次のシングルを出したよね」(真山)もはや活動はレッスンの一環とは言えないレベルになったが、そのころの彼女たちはアイドルとして突き進んでいくことに迷いはなかったのだろうか。2013年末からその翌年にかけて、エビ中に大きな変化が訪れる。約2年続いていた9人体制から3人のメンバーが転校し、2人の新メンバーを迎え入れることになった。転入したのは、小林歌穂と中山莉子だった。小林歌穂新体制となったエビ中はさらに勢いを増し、2015年2月には「ミュージックステーション」(テレビ朝日)に初出演を果たした。ちなみに同年1月には、「金八DANCE MUSIC」が収録されたセカンドアルバム『金八』をリリースしている。『金八』は「ミュージックステーション」の放送曜日と時間の「金曜8時」を意味しており、歌詞は同番組への出演を願う内容。いわば願いが叶った形だ。

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