「ヒョンデ・アイオニック5」のマイナーチェンジモデルが日本に上陸。「お客さまからの貴重なフィードバックを反映」したというだけあって、デザインの変更はそこそこながら、機能面では大きな進化を果たしている。ロングドライブの印象をリポートする。
大きな声では言えないが、試乗車がBEVだと聞くと少しばかり気分がめいる。充電が面倒だと思ってしまうのだ。今は充電スポットの数が増えて便利になったものの、30分のチャージ時間をやり過ごさなくてはならないことに変わりはない。自分がものぐさなだけなら反省しなければならないが、編集者も担当を譲り合っているようだから同じ気持ちなのだろう。 今回の試乗にあたっては、そんな憂いが軽減されていた。ヒョンデ・ アイオニック5 は改良を受けて一充電走行距離が大幅に延びたのだ。WLTCモードで最大703kmというから、安心して遠出ができる。駆動用バッテリーの容量は84kWhで、これまでの72.
6kWhから約15%拡大した。システム最高出力も向上している。 試乗車は最上級グレードの「ラウンジAWD」なので、航続可能距離は616kmに下がる。前後輪を駆動することによる安定性とパワーを手に入れ、快適さと豪華な装備を享受することの代償である。横浜で試乗車を受け取ると、メーターにはバッテリー100%で航続可能距離は509kmと表示された。エコランに徹すれば名古屋まで行って帰ってくることもできそうだが、高速道路ばかりではつまらない。伊豆の下田を目的地に定めた。 エクステリアデザインは今見ても斬新である。カテゴリーとしてはクロスオーバーSUVということになるのだろうが、土臭さはまったく感じられない。リアコンビネーションランプのピクセルモチーフはファミコン世代には懐かしい未来感である。前後バンパーの形状変更で全長が30mm延びているというが、違いはよくわからなかった。
クロスオーバー アイオニック5 ヒョンデ(ヒュンダイ) インプレッション
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