ことしの春闘 きょう事実上スタート 労使間の交渉が展開 nhk_news
この会社では去年10月に、管理職を対象に「ジョブ型」と呼ばれる成果によって賃金を決める制度を導入しています。勤続年数に応じて給料が上がる「年功序列」ではなく、評価に応じて処遇を決めることで、社員のやる気を引き出し、会社の競争力を高めるねらいがあります。 三菱ケミカルの和賀昌之社長は「景気の先行きが見通しづらい中で、ベースアップによって社員全体の賃金を底上げすることは難しい。年功序列を見直したほうが、社員のモチベーションは逆に高まり、優秀な人材も集まるのではないか」と話しています。ことしの春闘の見通しについて、雇用問題などに詳しい日本総合研究所の山田久主席研究員は「新型コロナの影響で企業や業界ごとに業績に大きくばらつきがでている。業績がいい業界はこれまでのように賃上げが議論される一方、厳しい業界は雇用をどう守るかを中心に議論されることになる」と述べました。 そのうえで「たとえば業績が厳しい業界から人手不足の業界に人材を一時的に出向させる“人材シェアリング”など、社会全体でどう雇用を守っていくかを議論してほしい。また、たとえ、いま業績が厳しくても、コロナ収束後には賃上げをするために、企業をどう成長させるかについて、中期的な議論が求められている」と述べ、労使交渉は前例にとらわれず、柔軟に行われるべきだと指摘しました。.
この会社では去年10月に、管理職を対象に「ジョブ型」と呼ばれる成果によって賃金を決める制度を導入しています。勤続年数に応じて給料が上がる「年功序列」ではなく、評価に応じて処遇を決めることで、社員のやる気を引き出し、会社の競争力を高めるねらいがあります。 三菱ケミカルの和賀昌之社長は「景気の先行きが見通しづらい中で、ベースアップによって社員全体の賃金を底上げすることは難しい。年功序列を見直したほうが、社員のモチベーションは逆に高まり、優秀な人材も集まるのではないか」と話しています。ことしの春闘の見通しについて、雇用問題などに詳しい日本総合研究所の山田久主席研究員は「新型コロナの影響で企業や業界ごとに業績に大きくばらつきがでている。業績がいい業界はこれまでのように賃上げが議論される一方、厳しい業界は雇用をどう守るかを中心に議論されることになる」と述べました。 そのうえで「たとえば業績が厳しい業界から人手不足の業界に人材を一時的に出向させる“人材シェアリング”など、社会全体でどう雇用を守っていくかを議論してほしい。また、たとえ、いま業績が厳しくても、コロナ収束後には賃上げをするために、企業をどう成長させるかについて、中期的な議論が求められている」と述べ、労使交渉は前例にとらわれず、柔軟に行われるべきだと指摘しました。




