本日13日には11月の米消費者物価指数(CPI)発表。14日には12月米連邦公開市場委員会(FOMC)終了。来週のニューヨーク(NY)市場は実質クリスマス休暇入りゆえ、今週が今年の大荒れ相場のフィナーレとなろう。NY市場の声としては、FOMCよりCPIのほうがサプライズ性を秘めるとの見解もある。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は、ジャクソンホールでの金融政策強化発言以来、ほぼ一貫してタ
来週のニューヨーク(NY)市場は実質クリスマス休暇入りゆえ、今週が今年の大荒れ相場のフィナーレとなろう。
対して、CPIは遅行指標だが実際に発表されてみないと数値は分からない。基本的に年率8%台から7%台へ水準を切り下げてきたが、9日に発表された11月の卸売物価指数(PPI)は前年同月比で7.4%と事前予測を上回る数値が出た。PPIは前座扱いだが、川上ではいまだインフレ圧力が強いことを映す。果たして、本番のCPIは反発するのだろうか。
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