準々決勝3試合が行われた。4季連続道大会(夏は南北海道大会)優勝を狙う北海は3―1で旭川実を下し、2年連続の4強入り。7番・長谷川駿太三塁手(3年)が、プロ注目の最速151キロ右腕・田中稜真(3年)
から適時打を放つなど2打数2安打1打点で打線をけん引した。クラークは、延長10回タイブレークの末に駒大苫小牧に勝利。東海大札幌は7回コールドで釧路江南に勝利した。準決勝は27日に行われる。北海の“フィッシュボーイ”が大物グイッだ。8回1死二塁。長谷川は、大会屈指の好投手・田中と対峙(たいじ)した。今春のセンバツから2センチ長くした84センチのバットを短く持ち、内角高めの変化球を強振。打球を左翼線にはじき返し、二塁走者がダメ押しのホームを踏んだ。「思わず出ちゃいました」と、チームで禁止されているガッツポーズで喜びを爆発させた。
「(今大会で)活躍できなかったら引退」。夏にベンチ入りメンバーから外れる危機感を持って臨んでいる。昨夏の甲子園で先発出場するなど下級生の頃から公式戦経験を積んできたが、昨秋全道は途中出場1試合のみ。大阪桐蔭と対戦したセンバツでも代打で三振に倒れ「一振りで決めないといけないと感じた」。帰道後は課題の確実性を高めるために、フリー打撃で初球を仕留める練習に注力。2試合連続スタメン起用された今大会は甘い球を見逃さず、計5打数4安打とアピールを続けている。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
旭川実エース田中稜真、自己最速151キロで10球団スカウトにアピール 兄はロッテ田中楓基<春季北海道大会:旭川実5−3札幌大谷>◇23日◇1回戦◇札幌円山旭川実の右腕エース田中稜真投手(3年)が、自己最速の151キロをマーク。2回無死から9回までの8回を無失点でロ...
続きを読む »
クラークの最速142キロ2年生右腕・辻田丞、“WBC大谷イメージ”で好リリーフ4強/北海道<春季北海道大会:クラーク8−6駒大苫小牧>◇25日◇2回戦◇札幌円山クラークの最速142キロ右腕・辻田丞(じょう)投手(2年)が、チームを3年ぶりの4強に導いた。同点の9回裏...
続きを読む »
【高校野球】旭川実の右腕・田中稜真が151㌔マーク…兄のロッテ・楓基の高校時代最速超えも「兄がまだ上」1回戦3試合が行われた。旭川実はプロ注目右腕・田中稜真投手(3年)が自己最速151キロをマークして8回1安打無失点と好投。札幌大谷に逆転勝ちし、春道大会6年ぶりの勝利を手にした。駒大苫小牧は、9番・
続きを読む »
【高校野球】釧路江南 センバツ優勝の健大高崎流筋トレ成果で爆勝1回戦2試合と準々決勝1試合が行われた。釧路江南は、センバツ優勝の健大高崎(群馬)を基準に励んだ筋トレの成果を発揮し、13―1で大麻に8回コールド勝ち。楓川(もみじかわ)卓也監督(50)の長男・瑛太
続きを読む »
【高校野球】東海大札幌が初戦突破、北沢優人主将がプロ注目の左腕から決勝弾!1回戦2試合と準々決勝1試合が行われた。昨秋全道準Vの東海大札幌は、5番・北沢優人三塁手(3年)がプロ注目左腕の北照・高橋幸佑投手(3年)から決勝弾を放ち、初戦突破。
続きを読む »
【高校野球】北照の149キロ右腕・三浦優和が公式戦デビュー狙う…春季全道高校野球地区予選組み合わせ決定第63回春季全道高校野球大会(5月22日開幕、札幌円山)地区予選の組み合わせ抽選会が25日、小樽、函館、釧根で行われた。10年ぶりの全道制覇を目指す小樽地区の北照は、8日の初戦で小樽桜陽と対戦する。
続きを読む »