準々決勝4試合が行われた。2001年以来の優勝を目指す札幌日大は、4点差を逆転して北星学園大付に9―4で勝利。2番・帯川拳誓遊撃手(2年)がダメ押し3ランを放ち、5年ぶりの4強に導いた。
甲高い金属音が鳴り響いた。1点を勝ち越し、なおも1死一、三塁の好機で札幌日大・帯川は「自分のミスが失点につながっていた。ここで何とか一本」とバットを握った。真ん中低め直球を強振。打球はきれいな放物線を描き、5・75メートルのフェンスを越えて右翼スタンドに着弾した。「感極まりました」とゆっくりダイヤモンドを一周した。
5回の第3打席であごに死球を受け、出血するアクシデントもあったが「あそこで引かなかった。向かっていった彼の気持ちが最後のホームランになった」と森本琢朗監督(43)。今夏の甲子園にも出場した主将は「恐怖はなかった。当たって少し目が覚めたかな」と右足をしっかりと踏み込み、豪快な一発を放った。 立ち上がりに投手陣がつかまり、2回までに4失点。打線も好機を生かせない展開が続いたが、「ひっくり返せる雰囲気が常に出ていた」。相手投手が交代した6回に流れをつかみ、この日5安打の1番・川合黎三塁手(1年)の2点適時二塁打などで4得点。同点に追いつくと、7回も川合の決勝打などで5点を加えて突き放した。 2試合連続の逆転勝利で、23年ぶりの頂点にまた一歩前進した。準決勝で激突する東海大札幌には、背番号1の高橋英汰投手、同2の鈴木賢有捕手ら新琴似シニア時代のチームメートが6人在籍するが「意識しない。敵なので。自分のやるべきことに集中する」と帯川。視線の先にある夏春連続甲子園出場に向け、邪念を捨てて前に進み続ける。(島山 知房)
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