異例の再試合となった。浜名-藤枝明誠は悪天候を理由に、0-0で迎えた延長前半途中、中止が決まった。前半7分の時点で濃霧によって試合が一時中断。2時間23分の中… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
異例の再試合となった。浜名-藤枝明誠は悪天候を理由に、0-0で迎えた延長前半途中、中止が決まった。前半7分の時点で濃霧によって試合が一時中断。2時間23分の中断を挟んで再開したが、後半から雨脚が強くなった影響で“無効試合”となった。再試合は4日に行われる。浜松開誠館は2-1で東海大静岡翔洋に逆転勝ちし、3年連続の4強入りを決めた。因縁のカードは思わぬ形で終了した。3年連続で同一カードとなった浜名-藤枝明誠の準々決勝は、試合開始から約5時間が経過した午後6時30分過ぎ、中止が決まった。午後1時30分にキックオフも、前半7分で一時中断。濃霧で視界が悪くなり、選手はロッカールームに引き上げた。午後4時に再開。霧は晴れたが天候が、さらに悪化した。
後半開始から雨脚が強くなり、ピッチコンディションも荒れてボールが動かないシーンが目立った。藤枝明誠は後半途中に選手1人が2枚目の警告を受けて退場。浜名の数的優位で試合が進み0-0のまま延長戦に突入したが、試合が続けられる状況ではなかった。 強風も吹き始めた延長前半9分に、再び中断する。苛烈な環境に、審判団と運営側が協議。両チーム監督の了承を得た上で中止が決まった。大会規定では「継続試合」がないため、中1日で行われる4日の再試合(同会場で午後4時30分開始予定)は選手の人数も“リセット”されて「11対11」で前半開始から始まる。 得点の取り消しこそなかったが、展開は変わる。それでも藤枝明誠の松本安司監督は「結果よりも子供たちを守る方が大事。サッカーが普通にできる状態でやらせてあげた方がいい」と強調した。浜名の内藤康貴監督も「選手にとっては過酷だが、前向きに捉えてやらせたい」と理解を示す。翌3日は両チーム、体のケアを最優先するという。雨中の激闘は幻となったが“2日間”かけてベスト4進出を決める。【神谷亮磨】
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