【試乗記】日産アリアNISMO B9 e-4ORCE プロトタイプ(4WD)

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【試乗記】日産アリアNISMO B9 e-4ORCE プロトタイプ(4WD)
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2023年の「スカイライン」「フェアレディZ」に続いて「日産アリア」にも「NISMO」バージョンが登場。目指したのはストリートチューンドカーの最高峰だ。本格デビューを前に、日産のテストコースでプロトタイプの仕上がりを試した。

そして2024年6月からのデリバリーを予定しているのが、このアリアNISMOだ。電気自動車(BEV)のスポーティネスを運動性能の側できっちり引き出すことに主眼を置いて開発されたこのモデルの肝となるのは、前後モーターの緻密な制御による新たな次元でのトラクションの追求にある。

その理由は抱える物量の大きさにある。「プロパイロット2.0」を搭載する「B9 e-4ORCE」であれば2220kgに達する重量や、400PSを軽く超えるシステム出力、「GT-R NISMO」に比肩する600N・mのトルクなど、それらの数値は超日産級だ。これを御するためには何はともあれドライバーに安心感をもたらすことが大事。安心して踏んでいければおのずと速さはついてくると言い方を変えることもできなくはない。 この安心感につながるかたちで追求されたのは、タイヤのたわみやサスストロークをしっかり使いながらしなやかに動く、ストリートチューンドだからこその上質さだ。具体的には足まわりはコイルレートを前で3%、後ろで10%、フロントスタビライザーのレートを15%引き締めたほか、ダンパーストラットの肉厚を上げて筒体の剛性を高めつつ、前後の減衰力を最適化している。

用いるモーターは前後とも基準車と変わらないが、使用する電流量の上限を高めることで、ベースとなるB9 e-4ORCEに対して41PSアップの最高出力435PSを発生。「B6 e-4ORCE」ベースのモデルでも27PSアップの367PSをマークする。同時に加減速や制動にまつわるマネジメントも見直しを受けており、ドライブモードを「NISMO」に設定すると、アクセルのオンオフ操作による加減速のレスポンスもよりメリハリのある設定へと変更される。合わせて、オプションのBOSEプレミアムサウンドシステムを選択すると、NISMOモード時にはフォーミュラEのサウンドに着想を得た加減速音が走行状態に連動してキャビン内に響くと、そういったギミックも搭載された。

コーナリングでは旋回時や脱出時に基準車よりも積極的に駆動で挙動を安定させていることが伝わってきた。進入からアペックスにかけては後輪側により蹴りを加えて車体の向きをアクティブに変えながら、脱出方向にアクセルを踏んでいくと前輪の力でぐいっと引っ張りながらラインをトレースしていく様子が、前後駆動配分のインジケーターにもしっかり表れる。ちょっと気になったのは操舵初期のゲインの立ち上がりがやや強めなことだが、それも空力特性込みでスタビリティーががっちりと確保されているとあってのことだろう。ちなみに筑波サーキットのラップタイムは1分8秒台をマークしているという。オプション装備:ボディーカラー<NISMOステルスグレー/ミッドナイトブラック>(8万2500円)/NISMO専用BOSEプレミアムサウンドシステム&10スピーカー<NISMO専用EVサウンド>(13万2000円)/プロパイロット2.

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