17日のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で、東京家裁の少年部部長の寅子(伊藤沙莉)が最高裁長官の桂場(松山ケンイチ)に人事の件で直談判し、激しい言葉の応酬となる場...
16日の放送で、夫・航一(岡田将生)の連れ子で最高裁事務総局勤務の朋一(井上祐貴)が東京家裁への異動を通告され、本人は左遷人事だと受け止めた。17日放送では寅子が長官室をアポなし急襲。「勉強会を行っていた若手裁判官たちに、異例とも言える異動の内示が出ています」と問うと、「俺が全て指示した」と桂場が明かし、理由を巡って口論に発展した。
寅子は「未来ある若者を見せしめにして。石をうがつ雨垂れにもせず、切り捨てたということですよね」「あの日話した穂高イズムはどこに行ったんですか?」と問い詰める。桂場も「思いあがるな。立場をわきまえろ!」「二度と用もないのに訪ねてくるな」と怒声もまじえて言い放った。 「石をうがつ雨垂れ」とは、寅子の恩師で桂場が尊敬する学者の穂高(小林薫)が口にして火ダネとなった言葉。7月4日の放送で、退任記念祝賀会に臨んで「結局、私は大岩に落ちた雨垂れの一滴にすぎなかった」と自虐的に振り返ると、寅子は顔をこわばらせて花束贈呈を放棄して部屋を飛びだした。 直後に廊下で顔を合わせた穂高に、寅子は「先生に、自分も雨垂れの一滴なんて言ってほしくありません」。続けて、大学に法科の女子部を設けた功績に触れた上で「女子部の我々に『報われなくても一滴の雨垂れでいろ』と強いて、歴史にも記録にも残らない雨垂れを無数に生みだした」と非難し、「感謝はしますが許さない」と憤りをぶつけた。その場には桂場も居合わせた。穂高亡き後、ついに寅子は微妙な距離感のあった桂場とも正面衝突に。しかも、「雨垂れにもせず」ということは、穂高よりひどい扱いを若者にしたことを示す。終了まで2週間。この2人はどうなるのか…。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
「虎に翼」原爆裁判 異色ラスト4分「実際とほぼ同じ」判決文のワケ NHK解説委員語る史実とドラマ裏側◇「虎に翼」NHK解説委員・清永聡氏インタビュー女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は6日、第11...
続きを読む »
「虎に翼」伊藤沙莉、「あさイチ」生出演で涙…共演女優の証言に「私が支えられていた…すごい感謝しています」NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜・午前8時)で主演する女優の伊藤沙莉が6日、同局系「あさイチ」(月〜金曜・午前8時15分)にスタジオ生出演した。「虎に翼...
続きを読む »
「虎に翼」残り1カ月 番組CP重大予告「美佐江の件は…」新星・片岡凜を絶賛「期待以上」新潟編で存在感◇「虎に翼」制作統括・尾崎裕和氏インタビュー(2)女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)も残り1...
続きを読む »
「虎に翼」番組CPに聞く 最終回どうなる?吉田脚本絶賛「エンタメと主張の両立」同性婚描写は自然な流れ◇「虎に翼」制作統括・尾崎裕和氏インタビュー(3)女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)も残り1...
続きを読む »
「虎に翼」&「ブギウギ」異例コラボ!茨田りつ子サプライズ再登場の裏側 CP安堵「菊地凛子さん一本」◇「虎に翼」制作統括・尾崎裕和氏インタビュー(1)女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)も残り1...
続きを読む »
「虎に翼」特別番組で“米津玄師×伊藤沙莉”対談、明律女子部座談会も開催決定 (2024年9月11日)連続テレビ小説「虎に翼」(NHK)の特別番組「虎に翼×米津玄師スペシャル」の放送が決定した。放送時間は9月18日19時57分より、NHK総合にて。この特番では、主演の佐田寅子役を務める女優・伊藤沙莉と...
続きを読む »