19日の米株式相場は反落。米金融当局者が利上げへの積極姿勢を相次いで示したことから、投資家は慎重姿勢に転じた。空売りの動きも再燃。米国債利回りは上昇した。
ドルは全面高、一時137円台前半-FRB当局者がタカ派発言 S&P500種株価指数は前日比1.3%安の4228.48と、6月以来の大幅下落。週間ベースでは5週ぶりに下げ、昨年11月以来最長の連騰がストップした。ハイテク銘柄中心のナスダック100指数は前日比2%値下がり。グロース銘柄などが大きく売られた。
インタラクティブ・ブローカーズのシニアエコノミスト、ホセ・トーレス氏は「現時点において、米金融当局と戦うのは得策ではない」と指摘。「彼らが量的緩和を実施し資産価格を押し上げていたときに戦わなかったのであれば、彼らがその正反対を実施している今、なぜ戦うのか。弱気相場における一時的な非常に激しい夏季特有の上昇が見られたように、こうした動きが逆の方向に増幅される可能性もある。流動性の状況が引き締まれば、なおさらだ」と述べた。 外国為替市場ではドル指数が上昇し、約1カ月ぶりの高値となった。米金融政策当局者らが利上げへのコミットメントをあらためて表明したことが背景。中国人民元の弱さなどもドル高につながり、ドルは主要10通貨に対して全面高。
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