J1首位のヴィッセル神戸が鹿島アントラーズに3-1で勝利し、勝ち点を61に積み上げて初優勝へまた1歩前進した。前半16分、MF佐々木大樹(24)が左クロスを頭… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
J1首位のヴィッセル神戸が鹿島アントラーズに3-1で勝利し、勝ち点を61に積み上げて初優勝へまた1歩前進した。前半16分、MF佐々木大樹(24)が左クロスを頭で決めて先制。同45分にはMF井出遥也(29)も頭で合わせ、後半にも佐々木が追加点を決めて勝負を決めた。神戸のホーム試合だった国立競技場には5万3444人が詰めかけ、神戸サポーターの「神戸讃歌」が響き渡った。前半16分、左サイドで受けた井出が、深い切り返しで相手を抜き去って左クロス。これに右からゴール前に走り込んだ佐々木が合わせ、ヘディングでネットを揺らした。後半にも得点した佐々木は「みんなが走って奪ってくれたおかげ。気持ちいいです」。試合終了の笛と同時に疲労で突っ伏すまで走り続けた成果に、頬を緩めた。
佐々木は、ロングボールでの強さも発揮して相手の脅威になった。「良いお手本がいるので」と言い、大迫や武藤から競り合いの技術を盗む24歳。力強さを武器にイニエスタより出番を増やした理由を、プレーで証明してみせた。東京V時代の21年に、内転筋を断裂し、全治8カ月の負傷。けがから復帰した後も、痛みは続いた。持ち味が出せず、苦悩する中で、イニエスタと定位置を争った。苦境の打破に「献身的に走る」と決めた。 「アンドレスと比べて何ができるか」と考え、行動に移したことで、事態は好転。守備面で評価されて出番が増えると、継続したケアの甲斐もあって足の状態も改善。「2年ぶりに痛みなくサッカーができる」状態になった。 吉田監督も「(佐々木)大樹は相手にとって嫌な存在だった。井出は守備も攻撃も良さが出た。2人とも良いパフォーマンスだった」と絶賛。世界的スターとの争いで成長した2人が、神戸の悲願初Vを大きく引き寄せた。【永田淳】
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