サッカーＪ１は２０日に代表活動により中断していたリーグ戦が約３週間ぶりに再開。悲願の初優勝を狙うヴィッセル神戸は２１日に東京・国立競技場で、同４位の鹿島アントラ...
サッカーＪ１は２０日に代表活動により中断していたリーグ戦が約３週間ぶりに再開。悲願の初優勝を狙うヴィッセル神戸は２１日に東京・国立競技場で、同４位の鹿島アントラーズと再開初戦を戦う。２０日は吉田孝行監督がオンラインで取材に応じ「いい準備ができた。あすの試合は勝ち点３を取って終わりたい」と意気込みを話した。
今季は２９試合を戦い、残りは５試合。ここまで１７勝７分け５敗の好成績を残している神戸だが、うち３敗はリーグ戦の試合間隔が１週間以上空いた中断期間明けの試合で喫している（６月１０日＝●１−２セレッソ大阪、８月６日＝●０−２横浜ＦＣ、９月１６日＝●０−２サンフレッチェ広島）。「確かに、緩くなってしまったのはある」と振り返った吉田監督は「残り試合が少ない中で、選手たちは集中してやってくれていると思うし、今回は国立競技場での試合。モチベーション低く、試合に入る選手はいないと思う」とジンクス一掃を宣言した。 ジェアンパトリッキは「難しい試合になると思うが、残り試合はすべて決勝戦と考えて戦いたい」。佐々木は「前回の中断期間明けは広島に敗れた。課題を修正しつつ、いいテンションで残り５試合に臨むためにも、この試合は大事」と強調した。鹿島は４月１５日にアウェーで対戦した際には５−１と大勝した相手だが、指揮官は「いろんなことができるチーム。何より一人一人の質が高く、強度も高い」と気を引き締めた。
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