<明治安田J1:東京V0−1町田>◇14日◇第23節◇味スタFC町田ゼルビアがまたしても「ウノゼロ(1−0)」の風を吹かせた。東京ヴェルディを最少スコア差で下した。リベンジを掲げ...
「東京クラシック」と銘打たれたライバル対決。5月19日に行われた前回の対決では、町田がホームで5−0と圧勝した。首位を走るチームに攻守における圧力の違いを見せつけられた東京Vの城福監督は「今日からリベンジするために変わるんだ、俺らが」と選手たちに目をむき、熱い言葉を投げかけた。あの日から56日。リベンジか、返り討ちか−。両チームの意地がぶつかり合う仁義なき一戦となった。前半6分、右サイドからDF鈴木準弥がゴール前へ入れたクロスボールをパリ五輪代表FW藤尾翔太が東京V・DF谷口栄斗と競り合い、互いに足を伸ばす。ボールは谷口の足に当たり、ゴールバーに当たってゴールイン。藤尾の執念に誘発した得点だった。Jリーグを代表する両指揮官対決も注目された。長友佑都ら多くのトップ選手を指導し、Jリーグ公式戦500試合到達した東京V城福監督。それに対し、町田の黒田剛監督は青森山田高を常勝軍団に育て上げ、Jリーグにステージを替えても勝ち続ける希代の勝負師だ。選手交代も含め、どう手を打ってくるか采配が勝負のポイントだった。
先に動いたのは東京V。後半開始から右ウイングバックを稲見哲行から松橋優安にチェンジ。前への推進力のある選手を入れ、1点を追いかけた。6分にはゴール前までボールをつなぎ、最後はFW山見大登がシュート。ゴール左に惜しくも外れた。次第に攻勢を強める東京Vは後半23分、途中出場のMF見木友哉がFW染野唯月が落としたボールから強烈な右足シュート。惜しくもゴール右に外れた。後半44分、東京Vは絶好の決定機を迎えた。森田のスルーパスを起点に右サイドから松橋がゴール前へグラウンダーのパス。山見が右足で合わせたが、町田GK谷晃生がファインセーブ。日本代表の守護神がゴールを許さなかった。 アディショナルタイムに東京Vは町田ゴール前へ押し込み、次々とシュートを放つ。しかし町田の鉄壁の守備はスキを与えない。逆にカウンターからエリキがシュートに持ち込み、CKへ。自陣ゴールから遠ざける狙い通りのプレーで時間を使う。そのまま1−0で勝利した。
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