牝馬クラシック第1戦、第84回桜花賞・G1(7日、阪神)の枠順が4日、決まった。
桜の時期が来ると胸が高鳴る。開業4年目でG1初挑戦する茶木調教師が、憧れの桜花賞にライトバックを送り込む。「いちばん好きで、いちばん勝ちたいレースは桜花賞。自分が調教師になって、管理馬を出走させられるなんて、夢のようですね」と目を輝かせた。
兵庫・姫路市で生まれ、ゲーム「ダービースタリオン」で競馬に興味を持った。中学生時代は阪神競馬場に足しげく通い、魅了されたのが3歳の乙女たちが競うクラシック第1戦。「ワクワクしてレース前日は眠れなかったぐらい」。記憶に残るのは00年。競馬雑誌のPOG企画で指名していたチアズグレイスを、ゴール前で声をからすほど応援したという。 ともに挑むのはライトバック。エルフィンSで後にチューリップ賞を勝ったスウィープフィートに勝ち、重賞級の能力は証明済み。デビュー戦の新潟でラスト3ハロン32秒8をマークした爆発力が武器だ。テンションが上がりやすいため、早い時期に賞金加算し、ゆったりとしたローテーションを組めたのも好材料だ。
調教ではゴム製のハミを使うなど馬具なども工夫。「テンションも前走の前よりはまし」。3日の最終追い切りでは、やや頭を上げるシーンこそあったが、我慢も利き直線では3頭併せの真ん中から鋭伸。6ハロン84秒4―11秒9で大きく先着した。「ペースがかみ合えばおもしろい存在になれる」と一発を狙う。(戸田 和彦)
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