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日本代表の森保一監督（55）はW杯アジア2次予選・ミャンマー戦の前日会見に出席。より攻撃色の強い3バックを試す意向を示した。既に最終予選突破を決めている。J1広島を3度の日本一に導いたなじみ深いシステムで、日本代表の新しい武器の引き出しを増やす。9月開幕の最終予選、2年後のW杯北中米大会へ準備を進める。
9月の最終予選、26年のW杯北中米大会へ武器を増やす。既に2次予選突破を決めている中、森保監督は6日のミャンマー戦、11日のシリア戦は「選手を試す、戦術を試す」と位置付けている。その1つが「攻撃的3バック」だ。 これまで、日本代表は3バックを試合の途中で取り入れたこともあるが、どちらかといえば、試合を終わらせる「守備固め」の色が濃かった。指揮官は「守備のオプションとしてはもちろん、さらに攻撃の部分も3バックでレベルアップできるように練習からトライしている」と明言。ミャンマー戦では、システムが可変することをほのめかし「3バック」「4バック」を併用する。イメージは、22年のW杯カタール大会の1次リーグ・ドイツ戦の後半だ。0−1で折り返した後半頭から3バックに変え、カウンターから2発を決めて強豪国に逆転勝ちし、世界を驚かせた。ドイツ戦は守備の比重が重く、数少ないカウンターを決めて勝ちきったが、攻撃でも2年前より進化させる意図がある。森保監督は「攻撃の部分で、これまでの活動ではなかなか3バックを使うことが出来なかったので。これから先の我々のレベルアップのために、攻撃のオプションとしても3バックを使えれば」。目指すは2年後のW杯で新しい景色を見ること。トライする絶好の機会で、新しい武器を手にする。
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