[5.15 J1第14節 東京V 0-0 G大阪 味スタ] 一時はJ3リーグでの武者修行も経験したアカデミー出身の22歳が今季、東京ヴェルディにとって16年ぶりの復帰となったJ1の舞台で着実に足跡を刻んでいる。U-23日本代表...
にとって16年ぶりの復帰となったJ1の舞台で着実に足跡を刻んでいる。U-23日本代表をアジア制覇に導いたMF藤田譲瑠チマ、MF山本理仁はアカデミー時代の同期。先を走る盟友からも大きな刺激を受けつつ、同期で唯一クラブに残った存在として、J1での躍進に導いていくつもりだ。はトップチーム昇格6年目の今季、J1第3節・C大阪戦で途中出場し、待望のJ1デビューを達成。第5節・京都戦で初先発のチャンスを獲得すると、その後も出場機会を重ね、第11節・鳥栖戦では終了間際にJ1初ゴールを記録するなど、昇格1年目にして直近11試合負けなしを続けるチームで一定の存在感を放っている。コロナ禍の20年にトップチームに昇格し、初年度はJ2リーグ戦18試合、2年目の前半戦は11試合に出場したが、出番は大半が途中出場。同年後半戦には出場時間を伸ばすべく、SC相模原に期限付き移籍したが、そこで無念の降格を喫し、引き続き在籍した翌年はJ3でのプレーを余儀なくされた。また昨季はレノファ山口FCで武者修行を続けたが、先発は4試合のみ。途中出場を含めても17試合の出場にとどまっていた。
もっともそうしたチャンスを掴むための準備、またチャンスを活かすための準備は続けてきた自負があった。ユース時代は背番号10を任され、世代別代表にも選ばれていた逸材にとって、プロ入り後に初めて迎えた挫折は苦難そのもの。ただそうした中、期限付き移籍先で直面したベテラン選手の振る舞いが前向きな刺激を与えてくれていたのだという。 「どの選手からというわけではないけど、相模原は特にベテランの選手が多く、最終的にはそのまま引退することになった選手もいたけど、そういった人たちも最後までサッカーと向き合っていたし、サッカーに対する準備をしている姿を見てきた。そこは今の自分も意識しているところです」 「今年に入って守備の意識はすごく上がっているし、前線の選手でもゴール前に戻って守備をするのは当たり前だと思っている。前線からの守備は本当に意識していたし、奪われた瞬間の切り替えだったり、相手のCBとSBに好きにプレーさせないことを意識していた。チームとしても前線の選手がそういう意識でプレーし続ければ後ろの選手もついてくる」
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