168チームの参加の神奈川大会、頂点まで勝ち抜くにはシード校でも7連勝しなければなりません。スケジュールがハードなだけに、打ち勝つ打力が求められる傾向にあり…
168チームの参加の神奈川大会、頂点まで勝ち抜くにはシード校でも7連勝しなければなりません。スケジュールがハードなだけに、打ち勝つ打力が求められる傾向にあります。このところ10年間の決勝戦のスコアを見ても、2022年の横浜1―0東海大相模を除く9試合の勝者は6点以上で、そのうち2ケタ得点が3試合、9点が3試合ありました。しかし、今年は低反発バット初の夏。激戦区の神奈川でも好投手たちが力を発揮しそうな予感がします。そこで有力校の個性派投手を楽しもうと思います。
東海大相模の藤田琉生(3年)は198センチ、93キロの長身左腕。春の神奈川大会準優勝の原動力となりました。特に準決勝で横浜打線を1失点に抑えた好投は、昨年秋に延長タイブレークでサヨナラ負けを喫していた相手だけに価値があります(藤田はサヨナラの走者を置いて降板)。春は140キロ台中盤を揃える質の良い速球に、横と縦の変化球を効果的に織り交ぜ、ピンチを3度併殺で切り抜けるなど丁寧さが身についています。 最速は144キロ。フォームに特徴があります。二段モーションで右足を高く上げます。1度目も2度目も胸の前のグラブに膝が付くくらい、ヤクルトのライアン小川の左バージョンのイメージです。このダイナミックさでもブレずに軸足に体重を乗せるのですから、下半身の安定度は相当です。腕の振りは柔らかです。走者がいるときのセットポジションでは、スライドステップに切り替えます。剛球というよりは角度を生かし、ストライクゾーンに投げ下ろして打ち取る印象です。この粘り強さはタフな夏の戦いを耐え抜きそうです。
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