【ホンダ フリード 新型試乗】ハイブリッドの「e:HEV」を選ぶべき3つの理由…中村孝仁

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【ホンダ フリード 新型試乗】ハイブリッドの「e:HEV」を選ぶべき3つの理由…中村孝仁
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ガソリンエンジン搭載の『クロスター』に続いて、e:HEVのホンダ『フリード』エアをお借りして試乗した。結論から言って、選ぶんなら絶対にe:HEVだと思った。

理由は沢山ある。単純に試乗車で比較してしまうのは問題があるかもしれないが、5人乗りクロスターのお値段は、メーカーの車両価格が281万2700円。そしてオプションを含んだ広報車の価格は、320万3200円である。これに対してe:HEVエアは、6人乗りEXというグレードでメーカーの車両価格が304万7000円。オプションを含んだ広報車は、357万1700円である。車両価格だけの比較で23万4300円、e:HEVの方が高いが、試乗後の感想としては、これは安い投資だと思えたほど、e:HEVの方がおよそあらゆる点で優れていた。まずはパフォーマンスだ。e:HEVは106psの1.5リットル4気筒エンジンと、123psのモーターを持つ。一方のガソリン車は118psの1.5リットル4気筒のみ。ほとんどのケースでガソリンエンジンが顔を出さないe:HEVだから、単純にモーターのパワーだけでガソリン車のそれを上回るわけで、とりわけ街中などでの走りには力強さを感じさせる。そして3つ目にして大きな差は、燃費である。ほぼクロスターと同じ150km程度しか走れなかったが、クロスターが10.

見事というか呆気ないほどシンプルなメータークラスターに示されるのは、車速と燃料、それにバッテリーの残量だけで、他にいくつかのピクトグラムだったりワーニングだったりはあるものの、驚くほどメカメカしい部分を排除して、正直気を付けるのはスピード違反とガス欠ぐらいなものである。 シフトレバーを伝統的な1列にPRNDBと並べて直線的に操作するシステムを採用してくれたことは、個人的には大いに評価する。ただ、果たしてBレンジは必要なのだろうか?もし必要あるとすれば、ブレーキを意味するBではなくて、何かほかの頭文字を使う方が良いと思う。 理由はバックのBと間違えるから。世の中で後退するときにリバース「R」するなんて言う人は誰もいない。みんなバック「B」するというはずで、実はそれで、Bに入れるとバックすると思っている人が、少なからず存在するからである。自動車の記事を読むような人は「まさか!」と思うかもしれないが、軽自動車に軽油を入れようとする人がいるのと同じ。紛らわしいことはできるだけ排除すべきだと思っている。それにしても自動車が高価なものになった今、300万円ほどの投資でこれほど良くできたものを提供してくれるのだから実にありがたい。もっとも趣味性はゼロである。まあ、ママチャリのようなもんだ。姿形はさておき、よく走り、スムーズで疲れ知らずである。

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