第97回センバツ高校野球大会(18~30日・甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。青森山田は大会第2日の第3試合(19日午後2時開始予定)で沖縄尚学と対戦することが決まった。
青森山田は昨秋の東北大会で準優勝し、昨春、同夏に続いて3季連続の出場。昨春は8強、昨夏は4強と徐々に頂点へと歩みを進めてきた。昨夏から主戦の菊池伊真主将(2年)は「トーナメントが決まって、プレッシャーも正直感じている」と話すが「それが逆にそれがいいプレッシャーだと思っているし、一戦必勝で目の前の相手と戦って勝つことが歴史を塗り替えることにつながる」と力を込めた。
昨年の甲子園経験者も多い中で、未経験の選手たちの成長も著しい。冬場は個々の能力アップを目標に据え、2月は岩手・陸前高田市など雪の少ない地域でグラウンド練習を重ねて力をつけてきた。菊池主将も「チーム全体の底上げができて、いい雰囲気になっている」と手応え。初戦で対戦する沖縄尚学とは2005年の1回戦で戦い、3―16で敗れている。最速150キロのエース右腕・末吉良丞(1年)を軸としたバッテリーを中心に守り勝つ野球を展開する相手に、秋の公式戦打率3割7分5厘と攻撃的な打線と、乕谷朔ノ助(2年)、菊池統磨(2年)、下山大昂(2年)の3投手の安定感光る必勝リレーで立ち向かう。 昨夏準決勝で京都国際に敗れた後、先輩たちから「お前らの代で日本一をかなえてくれ」と思いを託された。菊池も「日本一を取りたいという気持ちが強まっている。初戦に向けて万全な状態で戦えるよう、頑張っていきたい」と悲願の日本一に向けて力を込めた。
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