2024年8月20日にGame Scienceより発売されるアクションRPG『黒神話：悟空』（原題『Black Myth: WuKong』）をレビュー！
ステージ中には青く燃える、少し強い敵が登場する場合がある。それを倒すと、その敵の“魂魄”を入手できる。魂魄は装着式のスキルで、装備中に特殊な効果が得られる。また、発動効果もあり、その敵の攻撃をくり出せる。頻繁には使えない、攻撃スキルのひとつといった感じ。また、物語の中で法具を手に入れることがあり、それも特殊効果が得られる装備アイテムのひとつになっている。バトル中に専用システムとして発動可能で、発動すると何かしらのバフ効果が得られる。おもに上記のアクションを総動員すれば、ボス戦も比較的楽に倒せるのが本作。ボスによっては特定の構え、または術がかなり効いたりするので、敵のHPのすべてを回避と攻撃で減らす必要はない。ただ、重攻撃を当ててもひるまない場合も。ひるむ用のゲージ類も表示されないため、そこはなんとなく戦いながら覚えていくしかない。感覚的には2～3ゲージ貯めた重攻撃なら、だいたいの敵ならばひるんでくれる。
育成要素は豊富に存在し、いわゆる“ビルド”を組み立てられるタイプのゲーム。素材を使って、武器と防具を制作したり、強化したりするのが基本となる。新しい武器・防具を探索や敵を倒して手に入れることはあるにはあるが、ドロップアイテム系ではないので、ボス戦のご褒美みたいにもらえることが多い。回復アイテムである瓢箪には酒が入っており、希少なアイテムを特定の人物に渡すことで最大使用回数や回復量を強化できる。また、瓢箪自体も装備品の1種で、変更すると回復性能が変わる。さらに、漢方のようなものを酒に入れることができ、特殊な回復効果も付与できる。 HPなどの基礎ステータスは、おもに探索か効果で得られる稀少なアイテムで上限値がアップする仕組み。レベルアップごとのステータス振りのような要素はないので、育成面で悩むのはおもに装備部分とスキル取得になるだろう。雰囲気満点のステージ探索
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