世界興行収入が14億ドルを突破した映画『バービー』は、製造元のマテル社が全面協力しています。この映画のような、コンテンツに自社の商品を登場させる「プロダクト・プレイスメント(PP)広告」はなぜ今注目されているのでしょうか。
ということ。普通の広告って、「コンテンツの直前」にありますよね。例えば僕はYouTubeのプレミアム会員ですが、それは動画を見るたびに、その直前に再生される広告がうっとうしいから。こっちは早くコンテンツを見たいのに、まずは広告を見ないといけないのでイライラするわけです。
お金を出してプレミアム会員になると、この広告がなくなるわけですね。逆に言えば、コンテンツ前の広告は見るとイライラするので、むしろ視聴者へのイメージは悪くなってしまうかもしれない。広告を出稿する企業側にとってもこれでは本末転倒ですよね。逆に言えば、PP広告は「コンテンツの中」に入っているものなので、このイライラがないわけです。そう考えると、企業は通常の広告よりもPP広告を使いたがりますよね。」ことです。昔はメディアといえばテレビ、ラジオ、雑誌くらいしかなかったので、広告はそこに集中しており、メディアは広告がとりやすかった。しかし、今はインターネットなどが台頭してきたことで、企業が広告を出稿する先がものすごく増えた。広告予算は限りがあるので、「もうおたくには広告を出しません」とクライアントに言われるメディアも多い。そうなると従来型のメディアは広告の単価も下げざるを得ない。例えば、最近のテレビで特に増えているのが、俗に「企業案件」と呼ばれる番組です。これもPP広告の一種と言えます。例えば『ジョブチューン』などのバラエティ番組では、「デニーズのメニューTOP10」とか、「芸人のだれそれが餃子の
たとえば先の『バービー』は、昔のような単純にかわいいバービーではなくて、フェミニズムや人権問題をストーリーの中核に据えている、ということでしたよね。おそらくこれはマテル社の思想であり戦略なわけです。これだけ多様性が叫ばれる世界の中で、単純に「金髪で青い目のかわいい女の子」というバービーは時代にそぐわなくなってきている。 きっと以前はマテル社もいろいろと悩んだのではないでしょうか。その中で、近年は時代に合わせた「フェミニズムや人権を我が社もしっかりと考えていますよ、その文脈の中でバービーを展開していきます」という思想やストーリーを伝えたいと考えるようになってきた。すると
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