日本人で初めて「Apple Vision Pro」を体験した林信行氏が、今改めて同機の立ち位置を冷静に振り返った。
「初の空間コンピュータ」としてAppleが発表した「Vision Pro」の国内発売から2カ月が経過した。発売時にはTVもソーシャルメディアも大騒ぎとなったが、最近、その話題もずいぶん落ち着いてきた感がある。
果たしてApple Vision Proの魅力はその程度なのだろうか。Appleの社員以外の日本人として私が最初にApple Vision Proを体験してから14カ月がたった今、改めてApple Vision Proについて考察し、その現在地を検証したいと思う。Apple Vision Proが発表されたのは2023年6月だ。当時、私はAR/VRゴーグルには懐疑的で、できればAppleには出してもらいたくないと思っていた。にも関わらず、日本人でただ1人、1日早い先行体験をする重責を担ってしまった。、Apple本社内に3日間だけ建っていた真っ白い建物に案内された。この建物内に呼ばれ、Apple社員以外の日本人では初めてApple Vision...
WWDC23参加者(の一部向け)にApple Vision Proの体験が行われたのは、Appleの敷地内に建てられた白い巨大なパビリオン内だった(映像では54秒目から2分43秒まで映っている)。中には広い待合スペースの周囲に6部屋ほどの体験用応接室が用意されていたが、内装も凝っていてセレクトされた雑誌なども置かれ、とても3日間だけ使うために建てられた建物には見えなかった。撮影禁止だったが唯一、米ABC放送の「Good Morning America」だけが撮影を許されていたようだ。サムネールに表示されているこの空間が、Apple本社ビルに臨む待合スペースになるそのため、わずか20分の体験会には全神経を集中して臨んだ。そうやって書いたのが、日本時間の同日21時公開の「
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