「貧乏に苦しむか/貧乏を楽しむかしか選択肢がないことがおかしい」問題に遂にひとつの回答がもたらされる

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1975年、北海道生まれ。 作家・活動家。 2000年、 自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。 以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。311以降は脱原発運動にも取り組む。 2007年に出版した『生きさせろ! 難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。 著書に『14歳からの原発問題』『14歳からわかる生活保護』『14歳からわかる生命倫理』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア...

そんな「だめ連」について、10年前の私だったら諸手を挙げてここまで絶賛することはなかったのではないかと最近、ふと思った。なぜなら、「貧乏でも楽しく生きる」という彼らの実践は、「じゃあ貧乏なままでいいだろ」と、政治的に悪用される可能性があるからだ。以前は、「貧乏に苦しむ」か「貧乏を楽しむ」かしか選択肢がないことが問題だと主張していた。それ以外の、「お金持ちになる」とか「好きな仕事をする」「自分らしく生きる」とか、「望む人が結婚できて子育てできる」社会が健全だと言い続けてきた。

だけど、この20年で日本はどんどん貧しくなっていった。私たちも20年分、年をとった。「このままじゃ結婚、出産、子育てなんか考えられない」と言ったところで「もう産めないだろ」と言われる年齢に気がつけばなっていた。自分からも社会全体からも選択肢が失われる中、気がつけば、要求水準はどんどん下がっていったように思う。それは良くないことだとわかってる。けれど、多くを望めば10年前、20年前とは比べものにならないほど恐ろしいバッシングが待っていることも知っている。ずーっと非正規で、ウツになった人。なんとか正社員になろう、階級上昇をしようと頑張りすぎて心身を壊した人。それだけじゃない。格差や貧困問題をなんとかしようと活動に力を入れすぎて、バーンアウトした人もいる。この「だめ連」再評価の機運の中、いろんな人が「時代がやっとだめ連に追いついた」と口を揃える。その言葉に心から共感する一方で、結局、回答は「だめ連しかなかったか」という思いもある。先に「貧乏に苦しむか、貧乏を楽しむかという選択肢しかなかった」と書いた。が、私たちには「金持ちになる」以外に、「社会を変える」という選択肢もあった。が、そのハードル

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